シートベルト 後部座席でも しっかりと！ ＪＡＦ石川支部 衝撃体験車を一新：北陸中日新聞Web

日本自動車連盟（ＪＡＦ）石川支部は、シートベルト着用時の交通事故の衝撃を疑似体験する車両を、１６年ぶりに一新した。県内の一般道路でのシートベルト着用率は後部座席で５割を切っている。非着用の場合は事故での致死率が高く、支部はイベントでの体験会を通じて着用の重要性を訴えていく。（高橋雪花） 新車両は三・五トントラックの荷台部分がステージ状になっており、荷台の上にある傾斜を利用して台車が動き、ゴム製のストッパーにぶつかる仕組み。一度に四人まで、台車に乗って時速五キロで衝突したときの衝撃を体感できる。仕様はこれまでとほぼ同じ。六月末に導入した。 報道陣向けの体験会が一日から金沢市新保本の同支部で開かれており、記者が台車の運転席に試乗した。シートベルトを着用したときは、「ドン」という音とともに強い衝撃が胸の辺りに伝わった。さらに、特別に許可を得て非着用の状態でも体験させてもらうと、衝撃で上体が前倒し