林家木久扇、55年の笑点出演は「薄氷を踏むような感じ」 自身の今後に「落語アニメで『スター・ウォーズ』を」：中日スポーツ・東京中日スポーツ

番組では現存する最も古い１９７３年当時の映像や、２０１４年の喉頭がん闘病からの復活も紹介。自身の病気も笑いにしてきたことも振り返りながら「小さいころから人を喜ばせるのが好きで職業が落語家、適業だったと思います。でもね、笑っていただくのは難しくてね。自分を責めるのはいいけど、世間とか人を指して笑いにするっていうのは避けなくちゃいけない。薄氷を踏むような感じで撮影してましたね」と明かした。 番組には真打に昇進したばかりの女性落語家、林家つる子（３６）もゲスト出演。木久扇は「相当売れる人だと思う」と太鼓判を押した上で、「たくさんお客さんを呼ぶことが大事。（高座の際に）表で呼び込みもあなたがやるとか新機軸をつくった方がいい。楽屋で『真打になったよ』とか言うよりも外へ出て、１年中選挙だと思って」と真剣にアドバイス。「時代が早くなって人の話を聞くっていうことがだんだんなくなってきた。落語という話芸は切