米ラスベガスの有力紙買収、身売り先の実態不明 記者ら反発

ラスベガス（ＣＮＮＭｏｎｅｙ） このほど１億４０００万ドル（約１７０億円）で買収された米ネバダ州ラスベガスの有力紙「ラスベガス・レビュージャーナル（ＲＪ）」について、身売り先の実態が明かされないことに対し、記者などが反感を募らせている。 同紙の買収は１０日に発表された。身売り先とされる「ニュース＋メディア・キャピタル・グループＬＬＣ」という会社は、この買収案件のために設立されたと思われ、実態は不明。買収理由も公表されていない。ネバダ州の有名政治記者ジョン・ラルストン氏は信頼できる筋の話として、同紙の新しいオーナーが「自分たちのことを明かされるのを拒んでいる」と語った。 同紙はネバダ州最大の有力地方紙。今回のようなケースはここ数十年でも思い出せないと、メディア事情に詳しい別の専門家も口をそろえる。 同紙のショーン・ウェイリー記者は１２日のツイッターで、「ＲＪを買収したのが誰であれ、それを名乗