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ロベルト・バルティーニ、世界で最も謎めいた航空機設計者(下)
(CNN) バルティーニがスターリ6の次に開発を手掛けたのは、双発エンジンの旅客機「スターリ7」だ... (CNN) バルティーニがスターリ6の次に開発を手掛けたのは、双発エンジンの旅客機「スターリ7」だった。 「(スターリ6と同じく)この機体もステンレス鋼で作られていて、非常に異色だった」「バルティーニは鋼板を溶接する新技術の特許を取得していた」。スロベニア・マリボル大学のセルゲイ・テザク教授はそう説明する。 スターリ7は空力性能が高く、高速での燃料消費量を低減するような形状に設計されていた。しかし1938年、事故で唯一の試作機が破損すると、批判の矛先はバルティーニに向けられた。「彼はムッソリーニの工作員と見なされたために逮捕され、スターリンによって投獄された」(テザク氏) その1年後、修理を経たスターリ7は秘密裏に試験飛行を行い、約5000キロを平均時速約400キロでノンストップ飛行して2つの世界記録を塗り替えた。 「公式の式典が開催され、スターリンが設計者は誰だと聞くと、刑務所にいるとい
2021/06/27 リンク