アパグループの企業倫理｜Net-IB｜九州企業特報

耐震偽装問題で一躍有名になったアパグループが、今度は「真の近現代史観」とやらの論文を公募し、受賞した現役航空幕僚長の「私見」を肩書き付きで公表した。当然のことながら政府見解を真っ向から否定した形の田母神俊雄氏は、航空幕僚長を更迭され、シビリアンコントロールを揺るがす大問題に発展した。人騒がせな企業ではある。 同グループの代表は、自衛隊だけでなく、安部晋三元首相をはじめ政界との関係も深いという。グループのホームページには、馳浩・自民党衆院議員の「永田町通信」なる連載が１００回も続いている。１企業のホームページに政治家が「私見」を公表し続けることに違和感を覚える。アパグループ発祥の地が、馳議員の地元石川県であると聞いてもスッキリしない。 アパグループの懸賞論文が、結果的に「国益」を損ないかねない問題になっていることに、政治好きの代表者は何も感じないのだろうか。元空幕長もアパグループも、「侵略」

[kechack]

民族派は国益の意味を理解していないから。民族派は自分たちの民族的感情を満たすこと＝国益だと思っている。それは単なる自己満足に過ぎず、本当の国家としての利害に比べて相当矮小化かつ私的なものでしかない。