ビリー・アイリッシュ『Happier than Ever』──フェミニストだってバカな恋愛をする | elabo

1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学・キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』（現代企画室、2008）、2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降Moral Foundation Theoryに基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景とマインドセットとの関係について、道徳的判断やリスク志向に注目し研究している。 ‍ Twitter ＠tami_yanagisawa 女友達から彼氏の話を聞かされたとしよう。「彼はヒーローなの」って彼女は言っていて、でも側（はた）から見ると、彼女は彼に振り回されている。絶対に出席したほうがよい

[filinion]

男女には生物学的な差異があり、しかし「自然であること」は「正しいこと」を意味しない…なんてこの分野で自明のことだと思ってたんだけど、何もかも「ジェンダー」扱いしようとする勢力が少なからずいるのか…。

[frothmouth]

自然でも善でも悪でもどうでもいいわ、どれも他者からの評価だ／そういった男女は50年前や100年前の日本でも、男側からは「クズ男とバカ女」扱いだっと思うよ、女側からは「男と女ってそういうものよね」だったの？

[muchonov]

読み応えある。善と美（特にエロス）のあいだにある懸隔について、俗流生物学的本質主義の誤魔化し（自然が善だ）にも俗流社会構築主義の欺瞞（自然はなく、善悪だけだ）にも依拠せず、正面から受け止めること。

[kamezo]

テイラー・スウィフトとビリー・アイリッシュの歌詞、そしてテストステロン（男性ホルモン）の専門家キャロル・ホーフェンの主張／生物学的な性差は厳然としてあるが、それを正当化に利用しないこと