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あの子がしんでしまった、と知ったとき
あの子がしんでしまったと知ったとき、駅前の中華屋で、大盛りのオムライスがくるのを待っていた。わた... あの子がしんでしまったと知ったとき、駅前の中華屋で、大盛りのオムライスがくるのを待っていた。わたしはせまいカウンターでひとり、凍りついたようになりながら、ようやくやってきたそれを、どんどん口に押し込んで、やっとの思いで完食し、店を出た瞬間に嗚咽した。 わたしのせいだ、と思った。わたしには、あの子よりすこし年上の世代の当事者として、もっとできることがあった。直接関わることはできなくても、あの子の抱えていた荷物を、ちょっと持ってあげるくらいできたはずだ。 友人たちは、動揺するわたしを懸命に励まそうとしてくれた。あなたのせいではないと言ってくれた。けれど、マジョリティである友人たちに、この痛みをわかってもらえるわけがない、と思ってしまう自分がいた。そしてマイノリティではあっても、性自認や性表現にさほど悩んだことのないまわりの人たちにも、きっとわかってもらえない、と感じていた。 そう、わたしも、あ