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海外と国内、広告炎上のレベルの違いを感じる H&Mのこの広告が炎上したとき、日本は大多数がポカン顔で「これなにが悪いの??????????」だった pic.twitter.com/oGeLExkvo4 — 女たちのデータベース広場 (@females_db_park) February 19, 2025
ここしばらく、生成AIの時代におけるデジタル事業と価値共創について考えている。一つには、生成AIが非常にservice-dominant logic的な価値共創のアーキテクチャであること、二つ目に生成AIにおける教師データ枯渇問題。この2つが思考の根底にある。 こうした文脈で、改めて注目したいのが、マイクロソフトの共同創業者Bill Gatesが1996年に発表した「Content is King」というエッセイである。 当時、インターネットが一般に普及し始めた黎明期に、Gatesは驚くべき先見性をもって 「将来、本当のお金はコンテンツから生まれる」 と予言した。この予測は、その後の四半世紀で見事に的中することとなる。YouTubeやNetflix、Spotifyといったコンテンツプラットフォームの台頭は、まさにこの予言を体現するものだった。 コンテンツ生成の歴史的変遷ここで、コンテンツが
広報関係者自身が起こす炎上は、広報・PR業界の課題の現れなのかもしれない兵庫県知事選に関連して、斎藤知事を支援した神戸の広報支援会社の社長がnoteにPR戦略の詳細を公開した。 書かれてる内容そのものは、SNSを中心とした広報戦略・戦術としては至って真っ当なものだと思う。しかし今回の選挙に関するものであることを加味して読むと、公職選挙法違反の可能性や、「マスメディアvs.SNS」といった構図から生まれる反応などへの思慮が足りない気がしてしまう。 また、内容を書き直したり、一部削除したり、関連するYouTube動画を非公開にしたりしたら、ますます追求され炎上するという、「消すと増えるの法則」を、SNS広報のプロのような振る舞いを見せる方やるのはよろしくない。 さて上記、兵庫県知事選において、何が「法的」な問題になるかについては、ネット選挙における買収罪や告示前の選挙活動の禁止にあたるのでは?
BtoBのマーケティングは、組織購買のモデルに基づいて考えませんか? ほんとは当たり前過ぎることだけど 常々不思議に思うんですが、BtoBマーケティングの話なのに、顧客となる企業の組織購買プロセスをもとにしたモデルで施策が説明されず、非認知→認知から始まるBtoCの購買・情報行動モデルのようなのばかりな話が多くないですか? ソーシャルメディア上でも、どこかの記事でも、セミナーでも、ここ note でも。 アレはどうしてなのでしょう?...そのほうが“わかりやすい”から? でもBtoB の組織購買モデルって [ 課題認識 ] ↓ [ 情報収集 ] ↓ [ 選定・評価 ] ↓ [ 商談・交渉 ] ↓ [(組織的)意思決定 ] ↓ [ 購買 ] ↓ [ 納品・利用 ] ↓ [ 継続利用 ][ アップセル・クロスセル ][ 更新 ]etc というのが基本的なBtoBの購買モデルですよね。 このステ
日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない、という“前提”の理解なしに、B2Bマーケティングや営業支援はできない。 日本の「営業」と欧米の「Sales」はイコールではない。 外資経験のある人なら構造的に理解をされてるかもしれないが、欧米ではそれぞれの role (職種)がはっきりと別れていて、分業化されている。 最も大きな違いは、例えば日本における「営業」は、客を獲得すると、その客を長きに渡って担当として対応する。一方で欧米における「Sales」は、新規の客を獲得するとそこまでで、customer 化したあとは別の role が顧客対応する。 このあたりは日本企業が外資との取引を考慮する際に、「“営業”に来た同じ人が担当してくれるのか?」という危惧に繋がる。実際私も外資にて、この質問を何回も受けた。 日本には、「お得意様」や「得意先」という言葉があるが、実はこれに当たる英語はな
小林一三翁は、明治時代に大阪の池田市に室町住宅という郊外型住宅地を開発した。 まだその頃の池田市は農村地帯であり、住む土地としてはイメージされにくかった場所だった。 一三翁がその土地を買収したのは鉄道敷設の前、1909年に「如何なる土地を選ぶべきか 如何なる家屋に住むべきか」というパンフレットを発行したり、その土地がその時期の生活者にとって如何に相応しい場所なのかという映像を作ったりと、今でいうところのコンテンツマーケティングやプレイスブランディングを行っていたのである。 これらの試みは、もちろん住宅の販売を促進させるためではあるが、それ以前に、その土地の価値を向上させる、ライフスタイルを提案するといったことでもある。 「マーケティングとは見込み客の獲得や取引数の向上を目的とするもの」と考えるのは狭い考え方というのは、この例から学べる。「マーケティングというのは、“価値”に関する行為」であ
久しぶりの note への記事投稿です。 さて、X上のとあるやりとりで、「高卒だけど大卒より金稼いでる」と自慢しているとある人物が、憲法解釈や人権問題について誤った話を繰り広げている様子を見た。基本的な誤りが多いため、多くの人々からそれを指摘する投稿が多数寄せられていたが、本人的にはその誤った部分の理解すらできておらず、自分の主張について相当の自信をもって投稿を続けている。 その様子を見ててて、なぜそのような誤った思考に陥り、相当の確信を持って語ってしまうのか?について考えたくなった。 誤解が無いように書いておくが、「高卒だから頭が悪い」とか「高卒だから正しい思考ができない」とは全く思わない(うちの両親は大学出てない)。 しかし、考えを進めていくと、高校までの学びと大学以降の学びの基本的な違いがあり、そこがベースになって、「考えること」=「学び」についての根本的なエラーが起きている可能性は
私、個人的に思ってるのが、修士号と博士号の違いって、どれだけ”知”や”先人の業績”にリスペクトできるかにあると思っていて、修士号よりも博士号のほうが、なんていうか「謙虚さ」が増すように思う。 博士号レベルで研究をするということは、自分の研究領域やその関連領域の”海”の広さへの自覚を持たされるということであって、そこでは自分の知らないこと・わかってないことがとんでもなくあるという認識を持つことになる。結果として、自分自身がいわゆる”巨人の方の上に立つ”ことしかせいぜいできないのだ、という謙虚さにつながる。 また、その研究の過程で行われる議論というものは、非常に哲学的なもの含めて、修士レベルより上位な・抽象的な議論が必要とされる場合がある。そりゃそうだ。言ってみれば、一般的な修士論文数本分になることもあるわけで、つまり論文A, 論文B, 論文Cより概念的に上位のことを論じることができなければ、
ほとんどのメディアというのは、『暮しの手帖』などの一部メディアを除いては、(純)コンテンツと広告との共生関係にある。このことは紛れもない事実であり、メディアの歴史もそのように進んできている。 もともとメディア事業というのは多大な設備投資が必要なものであった。紙媒体であれば印刷や配送に関するコストがかかり、放送媒体でであれば送信設備などにコストがかかる。そのため、メディアを始めるというのは設備産業そのものだったのである。 しかしながらインターネットの世界に関しては、メディア運営のコストは大幅に低下する。 印刷や配信・送信のための設備は不要だし、それらに匹敵するサーバーやCMSといったもののコストは、従来媒体のコストに比べればかわいいものだ。 そして、従来のマス四媒体においては、人的な営業による広告販売がその収入のほとんどを占めていたのに対し、(初期はそれらと同様だったけれども)インターネット
B2Bマーケティングにおいて、「コンテンツ」が必要な本質的な理由 〜 B2Bコンテンツ・マーケティングを深いところで考える。 現在、第8期を開催中の『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』やコンサル・顧問先で、「B2B企業にとってなぜコンテンツが有効・必要なのか」という話をすることがある。 “コンテンツ・マーケティング”というと、えてしてSEO対策だの、サイト集客だの、リードナーチャリングだの、そういうデジタル領域のプロモーショナルな視点でTIPSめいたものが説かれるものだ。その理由は、コンテンツマーケティングというものを、「デジタルマーケティング」の文脈からしか説明ができていないからだ。 しかしながら、「なぜB2Bマーケティングにおいてコンテンツが重要なのか?」ということについて、B2B取引やB2Bマーケティングの観点から本質的な説明がなされているものには出会うことがない。 そういった
2023年2月9日、「BACKSTAGE23」というイベントに登壇し、表題のテーマにて30分ほど話をしてきました。 登壇時に用いた資料は以下のとおりです。 今回話しをした内容は、『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』で教えてることから抽出したものです。どういったコンセプトで行っている講座かはスライドの4pを御覧ください。 ※ちなみに講座の募集は、以下のページから資料を申し込んだ方にだけお知らせしております。 話をした内容を箇条書きに書くと次のようになります。 B2CマーケティングとB2Bマーケティングの違い (p13-p16,p18-p20) 色々と“違い”を挙げることはできるが、もっとも重要な点は、B2Cは「商品中心」の傾向があり、B2Bは「関係性中心」の傾向がある。 買い手企業と売り手企業との間の協働性・共同性が、B2B取引の本質である。 しかし、単純にB2CとB2Bのマーケティン
「クリティカル・リーディング」ができる人とできない人の一番大きな違いは、読んでいるときに、自分の意見・考え・枠組みだけで書かれてることを解釈・理解しようとしているかしていないかかな、と。つまり、「クリティカル・リーディング」ができる人は、書かれていることと自分との位置を確認できて読んでいる。 「いやそういうことは書かれてないんだけど」 という解釈や意見を発してくる人というのは、結局のところ、目の前の文章を、それを中心にして適切に読んではおらず、自分中心で読んでいる。 なので、クリティカルに読み、整理された結果としての意見ではなく、「俺は・私はこう思う」という意見にしかならないのだろうな、と。 たまに、「それは文章そのものがわかるように書いてないから悪いのだ」と言ってくるような人もいるが、実際のところは、文章を“読む”力の問題だろう。 社会人大学院で教えていても、どうしても「自分はこう考える
ここしばらく濃密にマーケティング界隈の人材採用に関わっていて、おおよそ100-150本/月の“マーケティング関連職”の募集に関する履歴書やBizReachの登録内容を見ています。 たくさん見ると、見えてくるものがあったりします。そこで、採用する側から見た、採用につながる書類やつながらない書類についてツイートをしてみたら、それなりに反応がありました。 また投稿を続けていると、よくある転職希望者向けのTips集のような内容とは違うものになってると気づいたので、投稿内容を一箇所にまとめてみました。※140文字の制限もないので、少し記述を追加しています。 ※採用側としてもちゃんとしたマーケティング人材を獲得するため、どういうふうに履歴書やBizReachなどに書いてほしいかを伝えておくのは重要だと思います。 勤めてる会社でMVPとったとか、最年少○○になったとか、そういう話は「ふ〜ん、それで?」と
経営学の世界においても「営業研究」という分野はまだまだこれから発展しそうな分野であり、私自身もマーケティングだけでなく、営業も非常に(研究対象としても)興味がある分野であることから、色々な論文を読んではいる。 その中で、例えば、(欧米的な)「sales」と(日本における)「営業」とは違うのではないか? またそうであるとするならば、「マーケティング」の役割も違うのではないか?と考えることがある。 さて、(特にB2Bの領域では)「日本の製造業にはマーケティングは存在してこなかった」と言われる一方で、営業部門の中に”営業企画”という名前の部署は存在している(きた)ことがあちこちで確認ができる。 実は日本では、営業部門の中にある“営業企画”がマーケティングや販促の機能を請け負ってきたのであり、「マーケティング」という名前を関した部署がないだけで、実質的に日本の製造業においても「マーケティング」の”
はじめに「パーパス」がブームである。 そのせいか、「パーパスってどう考えたらいいんですか?」という質問をよく受ける。 正直、マーケティングの世界で、「パーパスを目的にしたマーケティング」とか「パーパスを手段したマーケティング」のような話を聞くと、目が点になる。 ほんとバズワードに群がって、好き放題に解釈して、それをネタにしてビジネスしようとする人たちにはいつもいつも嫌になる。 で、「パーパス」というのがよくわからん、という話をよく聞くので、ここではその説明を行いたい。 題材としては、近々第二弾の映画も公開される大人気マンガ『キングダム』を扱って説明をする。 「パーパス」=企業の“社会的”な“存在意義”や事業の“大義(名分)” もうこの段階で言ってしまうと、「パーパス」というのは、企業、それが所属する社会・世の中においてどういう”存在意義”を持つのか、それが行う事業の”大義(名分)”は何かと
※文章途中ですが公開します。 "価値共創“というのは一種のバズワードになっている。 しかしそれらについて語られた本や記事の多くが、本来の意味とは違うものとなってしまっている。特に、「顧客をパートナーとして価値共創する存在とするのだ」というふうに買いてあるビジネス書は、”価値共創”をほぼ誤って捉えていると考えていい。 "共通価値”との”価値共創”の混同 また”共創価値”と言う言葉も見かけるが、"共創価値”という言葉は適切ではない。おそらくは”共通価値 Shared Value”との混同がされているのだろう。 "Shared Value"というのはマイケル・ポーターによる、"CSV: Creating Shared Value"の語である。CSVは「企業が事業を営む地域社会や経済環境を改善しながら、自らの競争力を高める方針とその実行」であり、競争戦略の一環である。
以下の徳力氏のnoteにこちらが引用されており、同時にfacebookに彼が投稿していたのでコメントを入れました。そちらの文章を少し直して書いておきます。 そもそも、ジャーナリズム=公平・中立であるとか、市井の人たちがそう思ってるとは限らないのに、「ジャーナリズムとはこういうものである」という信念みたいなものが、「企業所属のジャーナリスト」という考え方への“理解”を妨げてるんでしょうね。 ブランドジャーナリズムや今回の件での界隈の反応を見ていると、新しい概念が出てきたときに、それを一歩引いて、あるいは俯瞰的・メタ思考的に考えることの重要性を感じます。 企業の在り方が社会的な責任やパーパスを伴うものであれば、それは企業活動は中立かつフェアでなければならないと論理的にはなるわけで、であれば、「ジャーナリズム(ジャーナリスト)は中立・公正でなければならない」ということとなんら矛盾しなくなります。
「ブランドジャーナリズム」は、ジャーナリズムという「技法」と「社会的存在」としての企業への「問い」という交差点に存在する この文章は「ブランドジャーナリズム」が企業の「広告」や(都合のいいことだけを並べた)「広報」ではないということの確認と、「ジャーナリズム」とはなんぞや?ということについて、思考の整理としてまとめたものである。おそらく新聞社の一部の人の中には、以下の文章について眉をひそめる人もいるかも知れないが、しかしこれはこれで一つの「現実」であり、そして「可能性」であることをも多少頭の中で思考実験をしてほしいと思う。 もちろん全ての人がそうではないのだろうけど、アナウンサーがトヨタに入ることをおかしいと言ったり、「ブランドジャーナリズム」は「企業に”隷属”してるジャーナリズム」と言ってみたりするのを、(特に)新聞界隈の人たちで見かける。 これは、我こそがジャーナリズムそのものであり、
思考のクセについての話。 広告代理店的思考、 コンサル的思考、 IT/SIer的思考、 ベンチャー的思考 ってあるなぁ、、、って、色んな仕事をしててほんと思う。 広告代理店の人と話をすると、 「どうして“マーケティング”がわからないのだろう?」、 「いまだにメディア志向だなあ」、 「ああ、顧客視点というより、生活者視点はやはり広告代理店はよいな」 とか思うし、 コンサル業界の人と話をすると、 「数字を先に立てて物事考えるの好きだなぁ、しかしその使ってるフレームワークそのものへの疑いはないのかな」 「プロジェクトを線表作って進めるのはやはり得意だな」 「経営層に好まれそうな仕事する一方で、顧客視点は弱いな」 とか思うし、 IT/SIerの人々と話をすると、 「セキュリティポリシーは、相変わらず起こる確率が相当低いものまでリスクマネジメントして、先にすすまないなあ」 「システム構成かっちり描く
貴方は数値目標をなぜ立てられないか? なぜその組織は適切なアクションを起こせないか?〜「課題とは何か?」から理解する。 - #1sheetMktg 番外編 最近よく耳にする言葉として、「KGIやKPIの作り方がわからない」というのがある。 これには2つの背景がある。1つ目はデジタルマーケティングが普及したことによって、デジタル=数値が取れるという考え方が浸透したこと。 ただ、この信念の問題として、実際は”デジタルで取れる“数字だけを見ることしか指しておらず、デジタル以外も数字の指標は立てることができるのに“できない”という勘違いになっていることが多いことがある。 そして2つ目はそもそも数値指標を立てる前に、「課題」を明確にしなければいけない、ということが抜け落ちていることにある。 今回はマーケティング(だけが適用範囲とは限らないが)「課題とは何か」からスタートし、それをどのようにアクション
大手企業の大きな改革、しかもマーケティング寄りの改革に関わると、マーケティングに関する教育の壁にぶつかる。 今、いわゆるオンラインでのマーケティング領域でのラーニングといえば GrowthXの名前がもっともメジャーだろう。たまたま既知でもあったので、塚下本社長から直接話しを聞かせてもらう機会をしばらく前に得ることができた。そして、GrowthXはGrowthXで素晴らしいサービスなのは間違いないことがわかった。おそらく、大企業でもデジタルマーケティングの部署やスタートアップのマーケティングには非常にフィットするサービスだし、習熟の管理などができるのも非常に優良な仕組みだと思う。だから多くの企業に受け入れられているのだろう。 しかし一方で、話を聞くきっかけとなった某大手企業における課題にはフィットしないこともわかり、そこから、「デジタルマーケティング」と「マーケティング」のギャップを改めて理
現在、東証一部上場の大手老舗企業からスタートアップまで複数社でアドバイザーをしていますが、たまに「マーケティングのわかる人材を育成したいので書籍を紹介してほしい」と言われます。 マーケティング関連書籍は、いわゆる「オレ定義」が跋扈し、玉石混淆な状況なのですが、それぞれの会社の状況にあわせて書籍リストを都度作って送っています。 以下のリストアップは、そのうちの一つ。東証一部上場の大企業で、ある部署でマーケティングへの意識が高まっているということでまとめたリストです。 毎度作っている中で、きっとこういうリストが欲しい人が他にもいるかと思いますので、こちらで公開しておきます。ご参考まで。 【1.まずマーケティング全般について学ぶ】 グロービスMBAマーケティング https://amzn.to/3HLeKM3 マーケティング 放送大学教材 https://amzn.to/3vKiaMS 【2.デ
マーケティング関連の知識を得たり、読書する方法で、今一番オススメなの知りたい人、いる? — 高広伯彦 たかひろのりひこ (@mediologic) January 8, 2022 そもそもなぜこんなことを言うかというと、 1/ 一部を除き日本の実務家向けマーケ関連本は個人の経験則に基づくものが多すぎて、一般化されてないものばかり 2/ 論文は「書籍」に比べると少ない文字量で、圧倒的な情報が含まれている と言ったことから、海外の、特に論文購読をオススメしたいため。 https://t.co/ZcF1BloXnA — 高広伯彦 たかひろのりひこ (@mediologic) January 8, 2022
『マーケティングのチカラをあげる 1 sheet』で「番外編」を作りました。 メディア事業者の方々と話をしていると、意外と自分たちの事業の根本原理について一枚の絵で捉えられていない事実に直面します。そこで、とあるミーティングで作成した一枚絵を一般化したものをこちらにアップします。 基本的には、メディア事業のみならず、あらゆる intermediary型のビジネスでは同様です。左右のステークホルダー/アクターに対して、それぞれに対してどのような価値を提供することができるか、繋ぐことができるか、です。 ここしばらく、メディア事業者、特にデジタル周りの話においては、「獲得系」の広告の話ばかりになりますが、メディアコマースを実施しようが、ブランディング機会を提供することだろうが、本質的には「広告主(ブランド)に対して適切なリーチを提供する」ことが根本原理として存在します。ここを失くしてメディア事業
さて、今回これを書いているのは、それだけ気分良く、アゲた感じで展示を見ていたところ、最後の最後で非常に残念な思いをしたから。 先にも少し書いたように、今回は同じ展覧会に二度目の来訪、なのに。 最近、うちでは息子に「博物館ノート」というものを作らせ、博物館や美術館に行く際にはそのノートと”鉛筆”を持っていかせるようにしている。ただ展示されているものを見て回るだけでなく、気になったものをメモしたりスケッチしたりさせることでより好奇心が深まり、調べるという態度を培うことで始めさせてみた。また、息子の通う学校では自主学習や探求教育を推進していることもあり、いろいろな機会で自分が調べたこと・学んだことを発表する機会があるため、その準備にもちょうど良いので続けさせている。 加えて、インクを使うペンはなぜNGなのか、なぜ”鉛筆”しか持たせないのか、混雑したときはどうすべきかなど、博物館・美術館におけるマ
先日、以下のようなめちゃくちゃいい感じの提起をTweetされた方がいて、その流れで SaaSビジネスの難しさについて連投Tweetしたら、「それ、まとめといてくださいよ、noteとかに。」と言われたので、ここにまとめておきます。 発端は橋本大祐さんのこちらのTweet。 広告宣伝費、いくら踏むべきかの参考情報! 北の達人コーポレーションさんでは、広告宣伝費の適切な投資額は「CPO(1件あたりの獲得金額)」で判断。 CPOが低い場合:新規獲得件数の最大化ができていない CPOが高い場合:1件あたりの利益が減少https://t.co/jAUw6HF55i pic.twitter.com/6EXxAa6I2R — 橋本 大祐👨💻SaaSマニア×事業を作る人🔥 (@hashimoto_pres) October 22, 2021 SaaSでは目先の利益出すのではなく、「とにかくシェアを取
普段は表向きはマーケティングの話をすることばかりですが、実際にはマーケティングを改革していくと、営業体制の改革もしなければいけない場面に出くわします。あるいは、過去に外資IT企業でのセールスマーケティング 組織のチームリーダーとして働いた学びをもとに、ベンチャーやアドテク/マーケテック企業に、マーケティングと営業組織体制についてのアドバイスをする機会もあり、結構な頻度で営業とその組織の改革がプロジェクト化することが頻繁にあります。現在も数社、営業組織改革を含めたプロジェクトが進行していますが、私が関わるプロジェクトにおいて、その参加メンバーに対して最初に話すのが、「営業組織には3つのカタチがある」ということです。 そして、SaaSやアドテク/マーケテックなどのベンチャーからレガシーな企業まで、営業に課題を感じているあらゆる企業にアドバイスをしているのは、特に今の時代においては、 ”営業
コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツの作り方で気をつけたいこと(読了に必要な時間1分>でも考えたくなる時間は無限) コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツを企画するときに大事なこと。 それは、普通の「広告」との違いを理解することにあると思うのだ。 普通の「広告」は、広告そのものが面白いとおもって見てもらえるわけではなく、他に見たいと思われるコンテンツ(番組や記事)があって、そこにうまく“挟まっている”から見てもらえる(=リーチする)。 しかし(特にネットにおける)コンテンツマーケティングやブランデッドコンテンツの場合、そうした“挟まり方”はしないので、 1)それ自体で楽しんでもらえること、 2)それを他の人に勧めてもらえること、 そしてその上で、 3)企業のブランディングやマーケティング貢献すること、 である。 そのために1)2)を先に考えて3)を最後に考えるという流
ここしばらく、「インサイト」という言葉がマーケティングや広告業界で”再び”ブームのようになっている。実際のところ、「インサイト」の調査・コンサルティングを生業としている事業者や、それを語る人たちが増えているので、まぁ、それなりにニーズがあるのだろう。 私自身が "insight" という言葉を聞いたのは、博報堂に在籍をしていた頃だから、1990年代後半か或いは2000年代の前半のことである。幸運なことに、英国の Account Planning という広告におけるリサーチメソッドを、当時その領域でトップリーダーだった RedSpyder社の Account Planner から学ぶ機会を得たのである。その時に学んだのが、まさに「insightを発見すること」だったのだ。 「インサイト」という言葉には、一般的な訳語以外にも、マーケティングや広告業界内でも複数の意味合いを持っている。そのためこ
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