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スパコン「富岳」で作るLLM研究の現状 富士通は生成AIビジネスをどう戦うのか
生成AIブームの今、注目のキーワードが「基盤モデル」だ。大量のデータを事前学習したAIモデルのことで... 生成AIブームの今、注目のキーワードが「基盤モデル」だ。大量のデータを事前学習したAIモデルのことで、少しのチューニングを施せば、さまざまなタスクに対応できる。米OpenAIの「GPT-4」といった生成AIも包含する概念だ。 さまざまな企業が生成AIを使った業務効率化を試行錯誤する中、各AIベンダーたちの間では基盤モデルの開発競争が激化している。そこでこの特集では、基盤モデルを開発するAIベンダーに一問一答メールインタビューを実施。開発状況や独自の強みなどを探っていく。理化学研究所などとともにスーパーコンピュータ「富岳」を使った大規模言語モデル(LLM)の開発に取り組む富士通に話を聞いた。 富士通の基盤モデルの特徴や強みは何か? 2023年5月、東京工業大学と東北大学、理化学研究所とともに、富岳を活用したLLMの開発を始めた。富岳の大規模な計算リソースを活用し、創発性と呼ばれるLLMの性能
2024/04/30 リンク