3年経ってもふっくら！ 「奇跡のパンの缶詰」の意外な行き先

災害に備えた非常食のバリエーションは年々豊かになり、味や好みでさまざまな商品を選べる時代になっている。だが、昭和のころは非常食といえば専ら乾パンで、そのことに疑問を挟む余地などなかったように思う。平成のはじめ、その市場に風穴を開けたのが「パンの缶詰」だ。 パンの缶詰は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに誕生した。開発したのは、ごく普通の町のパン屋だったパン・アキモトの社長、秋元義彦さんである。 あの震災が起きたとき、栃木県那須塩原市のパン・アキモトでは2000個のパンを焼いてトラックに乗せ、神戸へと送り出した。無事に到着したものの、混乱の続く避難所で半分以上が捨てられてしまうという苦い経験をした。保存料などを一切使わない安心安全なパンだからこそ、劣化は早かった。秋元さんは言う。 「被災した人に食べてもらうために作り、さまざまな人の力を借りて神戸まで届けたので、捨てられたことには悔しさ

[sora-papa]

話が「さらにもう一つ先」まで進むところに心を動かされた。

[n_y_a_n_t_a]

今更ながらブクマ。こう言うのはどんどんステマして行こうよ

[kissenger8]

ここはねー企業単独型で技能実習生をベトナムから受け入れて、修行した実習生がベトナム帰国後にパン屋を始められるよう現地に合弁で進出もしているという、技能実習制度の理念を体現している数少ないところなの

[plutonium]

企業の究極の存在意義は利潤と世界平和の追求だと思うが、まさにそれを地で行く大正義

[mangakoji]

アイディアとテクニックだけでは、超えられない壁もあるんだ。それを超えたのか。

[hiroomi]

“諦めず試行錯誤するうちに、薄くて水分を吸う食用の紙を海外から見つけだす。最後は、缶に脱酸素剤を入れて完璧な無酸素状態を作り出し”

[itamae]

Win-Winどころじゃなく、Win×10くらいの良さがある

[mkusunok]

これは素晴らしい取り組み

[aceraceae]

賞味期限切れのものを備蓄しておくわけにはいかないのはわかるけど、そういうものでも欲しい人はいるだろうから自己責任でいいから買ったりもらったりすることができるようになればいいのに。

[ROYGB]

美味しいけど値段は高い。自治体の対応も謎というか、カンパンとかは学校やイベントで配布してたりもするのに。でもまあ行き先があってよかった。

[anmin7]

「日本人は廃棄品を他国民に食わせる恥知らず」って言う奴出るんだろうな。

[ponyoponyokun]

”３年経ってもふっくらパン”非常食で美味しいのは嬉しいです。

[kozilek]

以前備蓄の乾パンを消費期限切れにしてしまい学んだが、乾パンやパンの缶詰に限らず期限までひと月あれば寄付してしかるべきところで使ってもらえる。ぜひ皆様も消費期限をチェックして有効活用してくだされ。

[porquetevas]

パンなら世界中の人が食べられるものね。うちの会社でも缶詰パン備蓄してる。

[mapawata]

泣いた

[keidge]

阪神淡路大震災が与えた影響は色んな分野に及んでいる。