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「ドローンでお届け」が日本でも当たり前に? 実験が次々成功、残る課題は...
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取扱量が2018年度に約43億個となり、増える一方の宅配便が物流システムに負荷をかけ続ける中、期待され... 取扱量が2018年度に約43億個となり、増える一方の宅配便が物流システムに負荷をかけ続ける中、期待されているのが小型無人機・ドローンによる配送だ。楽天は、2021年にも物流費が高い山岳などでドローンによる宅配サービスを始める。人が住む場所でも、産学官による実験が過疎地から進んでいる。私たちの生活圏で宅配便を積んだドローンが飛び交う日はもうすぐなのか。 新型コロナウイルスの感染防止の観点からも、人との接触が避けられるドローン配送は注目されている。アメリカなど一部の国ではすでにドローンによる無人配送が実用化されている。 山道を徒歩なら7時間、ドローンならわずか15分 北アルプスの「白馬三山」の主峰・白馬岳(2932メートル、長野県白馬村)。「天然の冷蔵庫」と呼ばれる長さ約3キロ、幅約150メートルの「大雪渓」の上空で、ドローンが山頂にある村営宿舎「白馬山荘」に向けて平均時速約40キロで飛行した