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今年の「かわいい」
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この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2024 の 5 日目の記事です。 tech.layerx.co.jp こんにちは。バクラク事業部のAI-OCRグループでTech Leadをしている島越 (@nt_4o54)です。 今回は、Vertex AI Pipelinesを用いてチームで実験を行う際のTIPS的なものを紹介しようと思います。 なお、Vertex AI Pipelines自体の詳細な説明については割愛します。 過去にもVertex AI Pipelinesについての記事をいくつか公開してるので、(ちょっと情報が古いですが)興味があればそちらもご覧ください。 tech.layerx.co.jp tech.layerx.co.jp はじめに 自作キャッシュ機能 データ読み込みは.uri、書き込みは.pathを用いる 並列実行する際はコンポーネントではなく
LayerX Tech Advent Calendar 2024 の4日目の記事です。 LayerX Fintech事業部(三井物産デジタル・アセットマネジメント(MDM)に出向)で、セキュリティ、インフラ、情シス、ヘルプデスク、ガバナンス・コンプライアンスエンジニアリングなどを担当している @ken5scal です。 来年度1月より米国 大統領の新政権が始まりますね。 大統領の持つ特権の一つに、大統領令があります。 これは、法的な拘束力を持ち、議会の承認を得ずに実施することができる *1 権限です。 対象は様々な分野に及び、昨今?はサイバーセキュリティ(Cybersecurity)にも及びます。 CSF、Zero Trustアーキテクチャ、サプライチェーン等からみられるように、良くも悪くも本邦におけるサイバーセキュリティは米国のそれを、大体、2〜5年経過してからキャッチアップする傾向があ
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2024 の 3 日目の記事です。 tech.layerx.co.jp こんにちは。 LayerX バクラク事業部 QAチームマネージャーの nao(@TestingGolem)です。 この記事では、私が所属するバクラク事業部での探索的テストの取り組みについてご紹介させていただきます。 イントロダクション ソフトウェア開発において、リリース前のバグ発見や品質向上のための仕様の改善に向けたテスト戦略の策定は昨今のプロダクト開発に不可欠です。LayerXでは、「探索的テスト(Exploratory Testing)」を活用し、チーム全体で実施する「ET会(Exploratory Testing のそれぞれの頭文字をとって「イーティーかい」と呼ばれています)」と、QAエンジニアによる個別の探索的テストの両方を戦略的に組み合わせて
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2024 の 2 日目の記事です。 tech.layerx.co.jp こんにちは。 LayerX バクラク事業部 バクラクビジネスカード開発チームEMの高江(@shnjtk)です。 前回の私の記事では、私が所属するチームで策定したコードレビューガイドラインについてご紹介しました。 tech.layerx.co.jp 今回の記事では、チームとして Pull Request(以下PR)のレビューを円滑に行うために、どのような仕組みを導入しているかをご紹介します。 PR を止めてはいけない これはバクラクの開発を始めた当初から大事にしている考えで、当時からデザイナーとして活躍されている森さんの記事でも言及されています。 デザイナーからみた爆速開発 - LayerX エンジニアブログ 当時と現在では事業のフェーズやプロダクトの成
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2024 の 1 日目の記事です。 tech.layerx.co.jp エンジニア共有会とは 共有会の変遷と目的の進化 初期の取り組み 目的の明確化とビジョンの設定 Goals / Non-Goals の定義 ミーティングオーナーの引き継ぎと運営の体制 ミーティングオーナーの変遷 持続可能な運営のための工夫 共有会のコンテンツと特徴的なコーナー 対応必須アナウンス そぼぎコーナー 今週の ADR・Design Docs エンジニア共有会を通じて得た気づき 最後に Engineering Office で主に技術広報を担当している @serima です。最近は専ら対外的な活動が多いですが、実はエンジニア共有会というバクラク事業部のエンジニアが全員参加する週次のミーティングオーナーも担当しています。 本記事では、エンジニア共有
みなさん、こんにちは。AI・LLM事業部のプロダクトマネージャー(PdM)として10月にジョインした稲生です。 簡単な経歴として、直近はtoCのECサービスのPdM、それ以前はエンジニアとしてアプリやウェブサービスを中心に開発を行ってきました。 今回は、最近ジョインした立場からAI・LLM事業部やプロダクトの魅力についてお伝えしたいと思います。 1. プロダクト(Ai Workforce)について AI・LLM事業部が提供するAi Workforceは、企業向けのAI活用プラットフォームです。 サービスの概要は以下の紹介サイトからもご確認いただけますが、「企業と成長を共にするAIプラットフォーム」というコンセプトになっており、企業のみなさまの日々のドキュメントを扱う様々な業務について生産性を高めるためのプロダクトとなっています。 getaiworkforce.com 個人的には以下のような
9月に入社したエンジニアの藤田と申します。AI・LLM事業部で新卒として働くとどのような業務ができるのか・その魅力をお話しいたします。 AI・LLM事業部が開発するプロダクト「Ai Workforce」 AI・LLM事業部では、主にエンタープライズのお客さま向けに、幅広い業務の効率化を対象としたAIプラットフォーム「Ai Workforce」を開発しています。 実現できること・機能の詳細については、以下をご参考ください。 getaiworkforce.com 「AIで特定の業務を自動化できるかどうか」の二極化ではなく人間とAIが協力し合いながら業務を進められる設計が素晴らしい点の一つだと感じており、AIの回答の根拠がファイルのどこにあるかをハイライトしたり、人が業務知識を補完して入力できる機能など、細かな工夫が数多くなされています。 現在の主な業務 「Ai Workforce」は「AIワー
こんにちは、LayerX AI・LLM事業部テックリードの須藤です。 今回は、AI・LLM事業部が提供する「Ai Workforce」のインフラ構成について紹介します。 先日、Ai Workforceの紹介サイトがついに公開されました! getaiworkforce.com また、プロダクト開発チームも以下の記事で紹介されていますのでこちらも合わせてご覧ください。 tech.layerx.co.jp Microsoft Azureを選定した理由 Ai Workforceのクラウド基盤にはMicrosoft Azureを採用しています。その主な理由は以下の2点です。 Azure OpenAIとのシームレスな連携 Ai WorkforceではAzure OpenAIを活用しており、同じAzure環境内でデータのやり取りができるため、セキュリティの向上とパフォーマンスの最適化が見込めます。かつ、
こんにちは、バクラク事業部QAチームのteyamaguです。今回は、私たちが自動テストの整備を進める上で指針として設計した「バクラク事業部のテストピラミッド」について紹介します。このピラミッドは、効果的な自動テストを構築するために、自動テストのガイドラインとして機能しています。 バクラク事業部におけるテストピラミッドの概要 バクラク事業部では、1年前からフロントエンド・バックエンドの統合的な自動テストの整備を進めています。自動テストにおける大きな課題の1つが「どのテストで何を確認すべきか?」です。そこでバクラク事業部では、事業部全体で納得できる形のテストピラミッドを設計し、これを自動テストの指針としています。私たちは、フロントエンドとバックエンドのエンジニアと議論を重ね、フロントエンドには「テスティングトロフィー」、バックエンドには「テストピラミッド」の概念を取り入れた形で、各種テストの目
※本ブログに取り組んだ本人は既に卒業済みのため、メンターである@ken5scal(鈴木研吾)が本人からいただいたドラフトを一部編集した上で公開しています。 ※ドラフト自体は7月にいただいていたのですが、手違いにより公開が遅れてしまいました。 こんにちは、三井物産デジタル・アセットマネジメント(MDM) のコーポレートシステム部にインターンとして参加させていただいた海原(@hrt_k2002)です。 3ヶ月弱のインターンシップを通して、ソフトウェアが抱えるリスクについての知見を深め、DevSecOpsの手法を取り入れた脆弱性管理システムの開発に取り組みました。 きっかけ 大学で数理工学を学び、大学院からは情報セキュリティの研究をすることになっていた私は、「金融」や「セキュリティ」というワードには強く関心を寄せていました。 そんなときに、サポーターズの1on1イベントで LayerX代表取締役
こんにちは!バクラク事業部 機械学習・データ部 データチームの@TrsNiumです。 弊社では、Google CloudのBigQuery上にデータ基盤を構築しています。BigQuery上に構築したデータ基盤は、dbt (Data Build Tool) を用いてELTします。ELTとは、Extract(抽出)、Load(ロード)、Transform(変換)の略で、データをソースから抽出し、BigQueryにロードし、その後にデータを変換するプロセスです。このプロセスにより、データ基盤利用者にとって利用しやすい形でデータをモデリングし提供しています。 しかし、本番環境でのデータ操作や変更は慎重に行う必要があります。なぜなら、本番環境のデータを参照しているBIダッシュボードや機械学習モデル、社内ツールなどに直接的な影響が出る可能性があるためです。これらのシステムは業務の意思決定や運用に欠かせ
こんにちは、LayerX Fintech事業部エンジニアの伊藤( @etaroid )です。 この記事は、2024年10月4日(金) ~ 2024年10月6日(日)に北海道函館市で開催されたYAPC::Hakodate 2024への参加レポートです。 今回LayerXは、プラチナスポンサー&学生支援スポンサーとして協賛させていただき、企業ブースの出展、LayerXが取り組んでいるLLM(大規模言語モデル)のプロダクト活用についての発表などを行いました。 tech.layerx.co.jp 会場は、多くのエンジニア、学生、スポンサー企業の方々が集まり、技術についてディスカッションする熱気で溢れかえっていました。 また、会場の公立はこだて未来大学は自然に囲まれた美しいキャンパスで、ランチにキッチンカーが手配されるなど運営の方々の細部への気遣いとこだわりを感じました。 公立はこだて未来大学キャン
こんにちは!バクラク事業部 機械学習・データ部 データチームの@TrsNiumです。 弊社ではBigQueryとSnowflake上にデータ基盤を構築しています。データチームは、このデータ基盤上に集積したデータを集計し、データコンポーネント化して、分析や機械学習の用途に利用しやすい形で提供しています。この過程で、データの集計やデータコンポーネントの作成には、dbt(data build tool)を活用しています。 データの集計やデータコンポーネントの編集・作成は慎重に行う必要があります。集計方法の誤りは、業務ダッシュボードの数値ズレや機械学習モデルの推論精度低下につながる可能性があるためです。このリスクを回避するため、データに対するテストの実施が不可欠です。 しかし、弊社のデータ基盤における開発環境やステージング環境のデータ量は少なく、存在するデータもSaaS間で整合性が取れていません。
LayerX Fintech事業部*1で、セキュリティ、インフラ、情シス、ヘルプデスク、ガバナンス・コンプラエンジニアリングなど色々やってる @ken5scal です。 ログ一元管理の本質とSIEMの限界 - データ基盤への道 - LayerX エンジニアブログ SIEMからデータ基盤へ - Amazon Security Lakeを試してる話 - LayerX エンジニアブログ 現在は、当社の方針に基づき採択したAWS Security Lakeを前提にしたセキュリティ監視基盤をもとに、 当社事業年度における2Qの目標ということで、実際のユースケースに取り組むこととしました。 シナリオ選び なにはともあれ、最終的には採用ヘッドカウントやスキルセットも含め体制化を念頭に入れて、継続的に取り組む必要があります。 その際に、当部の「セキュリティ基盤」にのみを意識をしてしまっては、一度承認された
こんにちは。機械学習エンジニアの上川です。本記事では、バクラクのデータを用いて書類上の項目領域を推定する物体検出モデルを構築し、項目領域の推定におけるレイアウト情報の重要性について考察を行ったので、その紹介をします。 AI-OCRにおけるレイアウト情報の重要性 弊社のバクラクにはAI-OCRという機能があり、請求書や領収書などの書類から支払い金額や書類日付、取引先名などの項目内容をサジェストすることによって、お客様が手入力する手間を省いています。 この過程では、書類上のどこにどのような項目が存在するのかを推定することが必要です。 そのため、書類から項目の領域を推定する際に、単に文字を認識するだけでなく、書類のレイアウトを理解することがAI-OCRにおいて非常に重要です。 支払い金額、書類日付、取引先名などの項目が、様々なレイアウトの書類においてどこに配置されうるのかという傾向を正確に把握す
機械学習エンジニアの吉田です。今回は、LLM (Large Language Models) を活用して、機械学習モデルに必要なデータのアノテーション作業を効率化する取り組みについて紹介します。 なお、アノテーションにおけるLLMの利用に関しては、クラウドベンダー各社及び社内の法務確認のうえ進めています。この記事で登場するLLMがアノテーション用途で使えることを保証するわけではないのでご留意ください。 背景 LayerXで提供しているバクラクでは、帳票をアップロードするだけで支払金額や支払期日などを自動で読み取るOCRの機械学習モデルを開発しています。 このモデルのデータセットを作成するために、内製のアノテーション基盤を使って日々手作業でアノテーションを行っています。帳票の種類が多く、解釈が複数ある場合もあるため、アノテーション作業は簡単ではありません。モデルの推論結果やユーザーの入力値を
自己紹介 LayerX Fintech事業部のきむ(@jkcomment)です。 現在はFintech事業部にて、デジタル証券で資産運用ができる個人向け投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」を開発しています。 最近ランニングを始めました。 10月に大会出る予定ですが、暑すぎてお家でYoutubeで走る映像を観ています。 ALTERNAチームではALTERNAの開発とデータ基盤開発をメインとしてきましたが、 ALTERNAチームが品質を上げるために普段やっていることについてご紹介したいと思います。 数字を見ながら話しませんか? ALTERNAチームでは実装や設計もそうですが、プロダクトの品質を上げるために数字を大事にしています。 以前@etaroidのLayerX Fintech事業部エンジニアの「領域横断な働き方」でも言及したように、MDMエンジニアは領域横断的な働きをしていて、 ただ
LayerX Fintech事業部*1で、セキュリティ、インフラ、情シス、ヘルプデスク、ガバナンス・コンプラエンジニアリングなど色々やってる @ken5scal です。 今日はFintech事業部らしく、金融庁が意見募集をしていた「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」(案)*2について感想を記載します。 具体的には、よかったな〜とおもうところ、きになったところ、最後にルールメイキングやっていこうぜ!という内容です。 もちろん良い子のFintechのみんなは提出したよね? www.fsa.go.jp 本邦におけるサイバーセキュリティの確保について「サイバーセキュリティ基本法」を軸として各種施策が定められています。 その中で当社Fintech事業部が取り組むような証券サービスは「重要社会基盤事業者(重要インフラ事業者)」に位置づけられています。これは証券サービスが「他に代
こんにちは。 LayerX バクラク事業部 バクラクビジネスカード開発チームEMの 高江(@shnjtk)です。 今回の記事では、先日開催された開発生産性Conference 2024にて私の登壇の中でご紹介したコードレビューガイドラインについて、登壇の中ではご紹介しきれなかった部分も含めてより詳しくご紹介いたします。 開発生産性Conference 2024 コードレビューガイドライン 策定の経緯 ガイドラインの内容 ガイドライン策定の目的 ガイドラインの位置付け コードレビューの目的 コードレビューの観点 レビュアーに期待すること レビュイーに期待すること レビュアーに期待しないこと セルフマージを許容するケース 策定の効果 おわりに 開発生産性Conference 2024 2024年6月28日〜29日に開催された、ファインディ株式会社様主催の開発生産性Conference 2024
こんにちは。バクラク事業部 機械学習・データ部 データグループの@civitaspoです。みなさんは「人生で一番美味しいと思ったキムチ」に出会ったことはありますか?キムチって美味しいですが、あまり強い感情は抱かないですよね。ところが先日、近所のスーパーの駐車場の端っこに、謎のプレハブ小屋があるのを発見しました。興味本位で中を覗いてみると、そこはキムチ屋でした。そのキムチ屋が販売する自家製キムチは絶品で、私にとって「人生で一番美味しいと思ったキムチ」でした。みなさんも「人生で一番美味しいと思ったキムチ」を探してみてください。 さて、先週に引き続き、Snowflakeに関する記事を書こうと思います。先週は『Don’t Use Passwords in Your Snowflake Account』というタイトルで、Snowflakeのアカウントレベルでパスワード認証を禁止する方法を紹介しました
すべての経済活動を、デジタル化するために、すべての業務活動を、デジタル化したいコーポレートエンジニアリング室の @yuya-takeyama です。 週末は Festival Fruezinho という音楽フェスに参加し、アルゼンチンの音響派フォークシンガー・Juana Molina を観てきました。デジタルなサウンドを活用しつつも、ライブ感のあるバンドサウンドで、非常にスリリングなライブでした! 今回の話はアナログ寄りのデジタルな気がします。 Microsoft Entra ID の PIM とは PIM (Privileged Identity Management) については、少し前に Fintech 事業部の piroshi さんが書いてくれた記事があるので、概要はそちらをご覧ください。 最小権限の原則に一歩近づく - Entra ID の "Just-in-time appli
LayerX Fintech事業部 (※) の piroshi です。※ 三井物産デジタル・アセットマネジメント (MDM) に出向しています。 入社から 9ヶ月が経ちました。現職では業務領域がだいぶ広がったな〜と感じたので、その点についてササッと振り返ってみたいと思います。 業務領域の広がり 私が所属するMDM のコーポレートシステム部は、社内の従業員が利用するクラウドサービス(情シス) および、自社開発サービス・プロダクトのインフラの統制・セキュリティ周りを担当しています。 前職までは情シスの領域が主担当でしたが、プロダクトを動かしている AWS や GCP といったプラットフォームまで幅が広がりました。 また、インハウスなエンジニアリング (内製) で対応する領域が増えたなと感じています。ここが一番の変化したところです。 スキルセットの変化と学び 例えばセキュリティの高度化を目指すた
こんにちは!Fintech事業部でVPoEをしています @takochuu です。 仕事の傍ら、インターネットウォッチをして保護猫を3匹育てています。(保護猫はいいぞ) 先日社内でインタビューしてもらったのでよろしければ読んでみてください。 note.layerx.co.jp 今回は、Fintech事業部が開発・運営するデジタル証券を活用した資産運用サービスALTERNA(オルタナ)の立ち上げを総まとめしたいと思います。 alterna-z.com LayerX Fintech事業部は三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下MDM)に出向し「Operation DX」と呼ばれるアナログ業務のデジタル化を行うことと、個人向け資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」の2つの開発チームが存在しています。その中で今回は個人向け資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」の立ち上げについ
こんにちは。バクラク事業部 機械学習・データ部 データグループの@civitaspoです。最近、仕事で使用するPCを新調したのですが、Nixとhome-managerを使って環境構築していたおかげで、爆速で環境移管が完了しました。MacOSのセットアップをする場合は、nix-darwinというnix moduleを使うのですが、MacOSのdefaultsコマンドを使用して変更するパラメータ(たとえばInitialKeyRepeatやKeyRepeatなど)も宣言的に書けるので便利です。PAMの設定を変更してsudo実行時にTouch IDを使えるようにする設定もあったりします。非常に便利なので是非試してみてください! さて、本記事のタイトルである「Don’t Use Passwords in Your Snowflake Account」は、先月開催されたSnowflake Data C
こんにちは!バクラク事業部 Platform Engineering 部 DevOps チームの id:sadayoshi_tadaです。 7月はエンジニアブログがたくさん出る #ベッテク月間です。今後も記事が出ますので、どんな記事がでるのかこちらのカレンダーからよければチェックしてみてください!7/2にSRE Lounge#17にて開発者が安心して実行可能なSQL実行基盤の取り組みという発表させていただきました。この記事では当該発表で時間の関係で触れきれなかった内容や補足を行っていきます。 従来のデータベースのデータ変更における課題 課題に対する解決策の検討 Bytebaseの利用にかかるコスト Bytebaseの導入及びデータ変更のフロー整備 データ変更のフロー整備 Bytebase導入後の変化 データ変更オペレーション上の課題 まとめ 最後に 従来のデータベースのデータ変更における課
こんにちは!LayerXのバクラク事業で機械学習・データ周りを担当しております、たかぎわ (@shun_tak) と申します。 みなさま、ChatGPTの登場に衝撃を受け、これを日々の生活やビジネスに活用されていることかと思います。わたしも社内でChatGPT活用の勉強会を開催したところ、大変大きな反響をいただきました。 tech.layerx.co.jp ChatGPTの登場以来、AIを前提としたユーザー体験の構築、すなわちAI-UXの実現を目指すことがLayerX社内の共通認識になりました。LayerXは、プロダクトだけでなくあらゆるビジネスプロセスにおいて、ユーザー体験をAIを前提に再構築するAI Transformation (AX) を推進することで、生産性革命を実現しようとしています。 comemo.nikkei.com AI-UXやAXの実現を通じて、仕事や暮らしの中にある摩
LayerX Fintech事業部*1ので、ガバナンス・コンプラエンジニアリングをしている @ken5scal です。 はじめに 本ブログは、以前執筆した「SIEMの限界」から「データ基盤への道」への具体的な取り組み、いわば試行錯誤の途中経過をお伝えするものです。今後も継続的に試行錯誤や改善策をお届けしていく予定ですので、この過程に興味をお持ちの方は、ぜひフォローをお願いいたします。 tech.layerx.co.jp 「SIEMの限界」で述べた通り、当社は「メンテナンスや運用、対応策にかかるコストと工数に比して、自社の持てるコントロールや自由度が限定的」という課題を既存のSIEMに感じています。 まず、SIEMの強みとされる相関分析の効果を最大化するには、監査ログ以外にも以下のデータを相関できる必要があります。 ユーザーやデバイス等の資産情報 権限 NWトラフィック 特にNWトラフィック
すべての経済活動を、デジタル化するために、すべての業務活動を、デジタル化したいコーポレートエンジニアリング室の @yuya-takeyama です。 7月はBet Technology Monthということでブログがたくさん出てくる月です。 そして7月といえば、第二四半期の始まりですね。 今月から転職や異動によって新しい環境で働き始める方も多いのではないでしょうか。 LayerXでは毎月のように入社・異動があるため、その度にやらないといけないことがあります。 それは、各種グループのメンバーの更新です。 LayerXにおけるグループメンバーの管理 LayerXではID基盤としてMicrosoft Entra IDを利用しています。 また、SCIMプロトコルを利用した自動プロビジョニングにより、そこから各種SaaS (Google Workspace, Slack, Notion, AWS,
はじめに こんにちは。バクラク事業部 機械学習チームの機械学習エンジニアの上川(@kamikawa)です。 バクラクではAI-OCRという機能を用いて、請求書や領収書をはじめとする書類にOCRを実行し、書類日付や支払い金額などの項目内容をサジェストすることで、お客様が手入力する手間を省いています。 書類から特定の項目を抽出する方法は、自然言語処理や画像認識、近年はマルチモーダルな手法などたくさんあるのですが、今回は項目抽出のための物体検出モデルを構築するまでの手順について紹介します。 Document Layout Analysisとは Document Layout Analysisとは、文書のレイアウトを解析するタスク(直訳)のことを指します。具体的には、文書内のさまざまな要素(例えば、テキスト、画像、表、見出し、段落など)を抽出し、それぞれの位置や意味などを明らかにすることを目的とし
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