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AIで何ができる?
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こんにちは、全ての経済活動をデジタル化したいTomoakiです。 推しのコンビニスイーツはセブンイレブンの草もちです。 今回は読み取りの精度の先の体験を追求するバクラクのAI-OCR機能について紹介します。 TL;DR バクラクでは国税関係書類に対してOCRを実行し、書類の内容の入力作業の負担を減らしている お客様の業務をラクにするには、帳票に記載されている値をそのままサジェストするのでは不十分 バクラクのAI-OCR機能では、読み取った帳票に記載の値を活用しつつ、お客様の業務に寄り添った形に変換してサジェストすることで、なめらかなプトダクト体験を提供している バクラクのOCR 会社の営みにはファイルが溢れています。 取引先から届く請求書、会食で利用したレストランの領収書、業務委託メンバーに毎月渡す支払通知書など、会社規模によっては毎月何十万、何百万という枚数の書類が扱われています。そして
はじめに ChatGPTは、OpenAIが開発した高性能な自然言語処理モデルで、会話や質問応答など多くの分野で応用が可能です。この記事では、LayerXのバクラク請求書チームで開催したChatGPTを題材としたハッカソンの概要や、成果物についてお伝えします。 (※今回のハッカソンで業務上データは利用しておりません) ハッカソン概要 最近話題を集めているChatGPTですが、LayerXでも新卒採用や研修に取り入れることを検討しています。 layerx.co.jp ChatGPTやNotion AIをはじめとしたLLMは今後の製品開発でさらなる価値創出が期待されるため、この機会に知見を深めることを目指し、バクラク請求書チームでハッカソンを実施しました。 ハッカソンの様子(記事を書いた日に他チームでもハッカソンが行われていたのでその写真) ハッカソンで生まれたアイデア ハッカソンで開発された主
こんにちは、LayerXのエンジニア id:kikuchy です。 このnoteは「LayerXアドベントカレンダー2023春」の12日目の記事 です。 今回は、LayerXの行動指針の1つである「Trustful Team」をテーマにお送りします。 前回はフィールドセールスの @hiroki_naka0121 さんによる「LayerX・バクラクフィールドセールスのオンボーディング・イネーブリングへの取り組み〜入社1か月の視点から〜」でした。 来週はカスタマーサクセスの @tomo_rim さんが登場します、お楽しみに! LayerXには5つの行動指針があり、そのうちの一つが「Trustful Team」です。 Trustful Teamを含めた行動指針は、こちらの羅針盤というドキュメントにまとまっています。 speakerdeck.com ぜひ御覧ください。 こういう文書がある上に公開ま
こんにちは、LayerX の Enabling Team の suguru です。 ChatGPT のAPIが公開されて、ものすごい勢いで Slack へのインテグレーションが始まりそうです。 API 利用する場合は、会話の内容が学習などに使われることはない、ということで、安心して利用できそうです。 LayerX でも、早速ChatGPTが応答してくれるボットを作ってみることにしました。 今回は new Slack Platform を使うことにしました。new Slack Platform は、Slack Cloud と呼ばれる Slack 側のサーバーでコードを動かす機能があります。Slack にコードをデプロイするだけで、サーバーの準備等をしなくても ChatGPT を自分たちの SlackBot として埋め込むことができます。 注 - new Slack Platform は執筆時
この記事はLayerX Tech Advent Calendar 2022の25日目の記事です! LayerXの mosaと申します!もう2022年も終わりですね、お疲れさまでした! LayerXには複数の事業部がありますが、僕は「バクラク」という、ハタラクをバクラクにするためのSaaSを開発しています。今年はバクラク経費精算、バクラクビジネスカードがリリースされたり、Machine Learningのチームが本格的に立ち上がったり、開発生産性を高めるEnabling teamが発足したりと、沢山のことがありました。 僕はポジションでいうと「事業部CTO/CPO」という名前でして、プロダクトや開発組織全体を見つつも、特に新しいプロダクトをゴリゴリ前線で開発する立ち回りをしています。 この記事では、新規プロダクトを立ち上げていくなかで、特に悩みが多かった話を書いていきます。 バクラクの開発に
本記事は LayerX Tech Advent Calender 2022の12/23日分の記事です。 自己紹介 LayerX、Fintech事業部でエンジニアリングマネージャーをしています。たこちゅー ( @takochuu )です。 前職含めてtoC開発の経験が豊富で、過去5年ほどEMをしていました。 経歴はこちら 現在は、三井物産デジタル・アセットマネジメントに出向して、10ヶ月ほど個人向け投資サービスであるALTERNA(オルタナ)の新規開発に関わっています。 MDMについて 三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下、MDM)については以下の記事郡が詳しいので、ご覧になってみてください。 そんなMDMを一言で表すと、「スタートアップ・エンジニアカルチャーに三井物産・金融取引業者のエッセンスを足し、金融サービスを作っている会社」です。 社長の上野さんは三井物産で数々の会社経営を実
バクラクビジネスカードの立ち上げで挑戦したフロントエンドの取り組み LayerXでエンジニアをしている松本駿(toshi1127)です。 現在はバクラクビジネスカードとバクラク電子帳簿保存の開発に携わっています。 この記事はLayerX Tech Advent Calendar 2022の22日目の記事です。 バクラク事業部では、これまでフロントエンド開発にNuxt.js + TypeScriptを中心とした技術スタックでを採用してきました。 8月から提供させていただいているバクラクビジネスカードでは、React + TypeScriptを採用しました。 新たに挑戦したフロントエンドの取り組みを中心に、技術選定の背景や2〜3ヶ月という短期間でリリースするために意識したことを紹介できればと思います。 開発体制の特徴としては次のとおりです。 バックエンド/フロントエンド関わらず、それぞれが機能
この記事はLayerX Tech Advent Calendar 2022の20日目の記事です。 こんにちは。LayerXのバクラク事業部でOpsエンジニアをやっている@civitaspoです。みなさん、GCPのCloud Pub/Sub Push Subscriptionはご存じですか?便利ですよね。この記事では、あの便利さをAWSで実現する方法を紹介したいと思います。 GCPのCloud Pub/Sub Push Subscription とは? GCPにはCloud Pub/Subというメッセージングサービスがあります。Pub/Subモデルを実現するGCPのマネージドサービスです。Cloud Pub/Subには3つのSubscription Typeがあり、その一つがPush Subscriptionです。 cloud.google.com cloud.google.com 引用した
バクラク事業部の Product Enabling Team でソフトウェアエンジニアをしている @izumin5210 です。 この記事は LayerXアドベントカレンダー(概念) の54日目の記事です。 バクラクのリソースを提供する REST API を開発するにあたり、その基盤を GraphQL をベースに実装する、ということをしました。 なかなかにチャレンジングな選定であり、これを入社してすぐ作っているという背景も含めておもしろい話だと思うので、技術的な話と文化的な話をあわせて紹介させてください。 「GraphQL で REST API を作る」とは? まず「GraphQL で REST API を作る」というのが見慣れない文字列なのではないでしょうか? 前提を揃えるために目指す形を明確にしておくと、だいたい以下のようなものです。 外から見た API は REST に従っており、H
LayerX で機械学習エンジニアとして働いている松村 @yu-ya4 です。現在はAI-OCRチームにて、バクラクシリーズのOCR機能の開発を主に行なっています。この記事は LayerX Tech Advent Calendar 2022 の18日目の記事です。 OCR機能とは、アップロードされた請求書や領収書などの帳票の画像データを読み取り、人間が手入力せずとも必要な項目を自動で抽出してデータ化する機能のことです。以下は請求書OCR機能のデモ動画です。 www.youtube.com このブログは、このようなOCR機能を誰でも簡単に実現してしまおうとしている Document AI というサービスを触って検証した際のメモ書きとなります。API を扱う Client ライブラリもいくつかの言語で公開されており、今回は Python を使いました。もしかしたら私の仕事がなくなるかもしれませ
この記事は LayerX Tech Advent Calendar 2022 の17日目の記事です。 LayerXのバクラク事業部でバクラクビジネスカードの開発マネージャーをしている @shnjtk です。 今日は普段の開発で僕がPostmanをどう使っているかについてご紹介したいと思います。 Postman おそらくご存知の方が多いと思いますが、一応説明しておくとAPI開発用のプラットフォームです。 機能の一例として、APIクライアントとしてサーバにリクエストを送ったり、複数のAPIリクエストを規定の順番で実行したり、mock APIサーバを立てたりできます。 www.postman.com 非常に多機能でいろんな使い方ができるのですが、今回はごく基本的な使い方に絞ってお話します。 前提となる開発環境 機能の紹介を始める前に、今回の記事で前提としている開発環境についてご説明します。 書籍
本記事は LayerX Tech Advent Calender 2022の12/15分の記事です。 自己紹介 LayerXでエンジニアをしている Etaro ( @etaroid )です。 現在は、三井物産デジタル・アセットマネジメントにて デジタル証券で資産運用ができる個人向け投資サービス「ALTERNA(オルタナ)」の新規開発を行っています。 以前は同社内で法人向け投資サービスのフロントエンド、バックエンド開発などを行っていました。 個人向け投資サービス「ALTERNA (オルタナ)」では、インフラの開発をメインで担当しております。 alterna-z.com MDMとは 三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下、MDM)は、スタートアップであるLayerXと、三井物産、SMBC日興証券、三井住友信託銀行などの大企業との合弁会社としてスタートしたジョイントベンチャーです。 www
この記事はLayerX Tech Advent Calendar 2022 の14日目の記事です。 LayerXのバクラク事業部でエンジニアをしている @upamune です。現在はバクラク申請・経費精算チームの開発に携わっています。 今回の記事では、Goで書かれているバックエンドアプリケーションのテストが遅かったのを、どのようにして改善したかについてご紹介します。 背景 LayerXでのサービスのバックエンドはGo言語で記述されています。マルチテナント構成で一つのDBに複数のテナント(会社)のデータが入っている状態です。 入社してバックエンド開発をしていると、テストを走らせてみると結構時間がかかることに気づきました。その時のテストケースの数を考えても遅いと感じ、今後テストを拡充していくことを考慮すると今のうちに対処しておかないとテストの時間の増加に繋がってしまうため、この問題を解消するべ
本ブログはLayerX Tech Advent Calendar 2022 の 12/13 の記事です。 こんにちは、バクラクのOCRなどを開発しているTomoakiです。 コーヒーはラテよりカプチーノ派です。 Machineryとは MachineryはGo製の非同期タスク管理フレームワークです。 github.com バクラクのバックエンドでは主にGo言語を採用しており、非同期で実行したい処理はメッセージキューとしてAmazon SQS、メッセージの送受信やジョブワーカーの管理にはMachinery(v1)を使用しています。 OCRでも採用している技術スタックは同じで、突然大量のリクエストが来ても対応できるように非同期処理を多用しております。 以下の図のようにファイルがアップロードされてから、OCRの実行結果を返すまでの過程で非同期処理がたくさん実行されています。 OCRの非同期タスク
LayerX の Enabling Team でソフトウエアエンジニアをやっている suguru です。LayerX Tech Advent Calendar 2022 の 12/12 のの記事になります。 今日は、入社して最初に開発した社内ツールの話をしようと思います。 LayerX のバクラク事業部では、バクラク請求書、バクラク申請・経費精算、バクラク電子帳簿保存、バクラクカードなど、複数のプロダクトを運用しています。 內部のアーキテクチャとしては、プロダクトごとに独立したAPIが環境で稼働しており、プロダクト間連携は、お互いの Private API を通じて連携しています。そのため、バクラクの開発用環境をローカルで構築するには、複数のプロダクトのAPIサーバーを稼働させる必要があります。 バクラクのサービスアーキテクチャについては、下記のスライドを参照してください。 お客様に対して
こんにちは!LayerXバクラク事業部 OCRチーム ソフトウェアエンジニアの秋野(@akino_1027)です。 この記事では、バクラクシリーズの機能であるOCRのテスト基盤について紹介していきます。 ※本記事は LayerX Tech Advent Calendar 2022 11日目の記事となります。 背景 バクラクでは手入力ゼロを目指すべく、 OCR機能(文書の読み取り機能)を提供しています。 以下、OCRで書類が読み取られる様子 www.youtube.com OCR機能は「手入力不要」という価値に直結するため、OCR精度を常に高い水準で保っておく必要があります。 安心してコード変更を取り込めるように 今まで読み取れてたのに読み取れなくなった書類はないか 新たに読み取れるようになった書類はどれか を確認する仕組みが必要でした。 OCRテスト基盤の開発 そこでOCR精度を担保するた
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2022 10日目の記事です。 @ken5scal です。CTO室やらFintech事業部やらで色々やっています。 今日は、Github ActionからGoogle WorksapceのReports APIをキーレスで 実行する件について紹介したいと思います。 めちゃくちゃハマり半年の熟成を経て実装できたので、その喜びとともにお送りいたします。 背景 今までAPIを実行するアクセスキーといったクレデンシャルの多くは静的な値やファイルの形をとっていました。 故に取り扱いを間違えると重大な窃取や漏洩に繋がる可能性が高くなります。 そういったリスクを低減する定期的なローテーションが良いプラクティスとされていましたが、人手によるローテーションは作業漏れによる可用性の面でのリスクに繋がり兼ねません。 つまり人類は愚か 幸いなこと
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2022 9日目の記事です。 こんにちは!バクラク事業部でエンジニアをしているkiyo(@shirakiy0)です。現在はバクラク請求書の開発を担当しています。 LayerXに新卒として入社してからもうすぐ1年になりますが、入社してから今までに様々な勉強会をしてきました。そこで今回はLayerXでどのような勉強会が行われているかについて紹介していこうと思います。 開催されている勉強会 LayerXでは定期的に色々な勉強会が開催されています。エンジニアに関する勉強会はもちろんですが、採用に関する勉強会や営業の勉強会、コンサルに関する勉強会まで様々なテーマで勉強会が開催されています。 その中には社内の人だけではなく、社外の方を講師に呼んで勉強会を開いていただく場合もあります。例えば、LinkedInの方にLinkedInの活用
こんにちは!バクラク事業部の@ysakura_です。バクラクビジネスカードを担当しています。 先日、GraphQLのMutationから引数(InputのField)を削りました。その際、ダウンタイムを発生させない様に複数回に分けてリリースを行いました。GraphQLでのNullの扱いに少し苦労をしたので、その知見を共有出来ればと思います。 この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2022 8日目の記事です。 動作環境 担当するプロダクトでは、GraphQLのライブラリとしてBE(バックエンド)では gqlgen、FE(フロントエンド)では Apollo Client を (React + TypeScript) の構成で用いています。 また、GraphQLのスキーマはバックエンドのレポジトリで管理しています。 サンプルスキーマ Mutationの引数のInpu
この記事は、LayerX Tech Advent Calendar 2022 7日目の記事です。 Enabling Team エンジニアの @yyoshiki41(中川佳希)です! 直近チームで、 ORMフレームワークである ent を使う機会があり、 そこで利用している Atlas というデータベースマイグレーションエンジンについての紹介です。 ent ent の詳細な説明は省略しますが、以下のような特徴があります。 Go 用の ORM フレームワーク Go で Schema を記述し、コード生成を行う コード生成により、静的型付けされた明示的なAPIを実現 アプリケーションの中で扱いやすいようモデリングした Schema とそのリレーションを定義可能 e.g.) Edges で、エンティティ間のリレーションを表現 Eager Loading, Hook, Privacy レイヤなどの拡
機械学習エンジニアの吉田です。今年の3月にLayerXに入社し主に機械学習を活用したOCRの開発をしています。それまでルールベースで実装されていた工程を一部機械学習ベースの実装に置き換えつつあり実際に本番でも稼働しています。この記事ではどのように検証や開発を進めてきたのかご紹介します。 背景 LayerXで提供しているバクラクでは帳票をアップロードするだけで支払金額や支払期日などを自動で読み取り補完してくれるOCR機能があります。このOCRは主にルールベースで実装されていましたが、リリースから継続的に改善が行われていたことでかなり精度高く読み取ることができるようになっていました。しかし導入企業様が増えるにつれて次第に精度の改善が困難になり、一箇所修正するとこれまで読み取れていたものが読み取れなくなるなどコードの修正も困難になってきている状況でした。 一方でリリースから1年以上経過し集められ
こんにちは!LayerXバクラク事業部エンジニアの加藤 (@tatane616) です。 本記事では、私の所属するバクラク申請・経費精算チームで主に展開しているフロントエンド開発Tipsについて紹介します。 ※本記事は LayerX Tech Advent Calendar 2022 4日目の記事となります。 背景 バクラク申請・経費精算チームでは、以前「半年で3倍以上にスケールしたプロダクトチームを支える文化|tatane|note」で紹介させていただいたように、2022年12月時点で5名のエンジニアがいます。 LayerX では厳密に専門性で業務を縛ることは少ないです。プロダクトチームのエンジニアであれば、フロントエンドもバックエンドも(今後はおそらくアプリも)書きます。 その中には今までバックエンドやモバイルアプリを専門にやってきた方もいますが、上記引用の通り、LayerXの開発では
こんにちは!LayerXエンジニアの高際 @shun_tak です! 本記事ではバクラクの開発スタイルについて紹介したいと思います。 概要 スクラムチームの構成 スクラムイベント AI-OCRチームのスプリントの流れ バクラク申請・経費精算チームのスプリントの流れ これまで試したカイゼン 立ち上げ初期は1週間1スプリントで素早く軌道修正し、安定したら2週間1スプリントに 月2回だったアップデートのリリースが毎週に 朝会で前日にあったミーティングのサマリを共有 月1回だった振り返りをスプリントごと(2週間ごと)に実施 振り返り=KPTを実施することから、もうちょっと丁寧な振り返りを実施するように おわりに 概要 バクラクでは、プロダクトごとにスクラムチームがあり、それぞれバックログを持っています。 また、複数のプロダクトを横断するプロジェクトが立ち上がることもありますが、その場合はプロジェク
こんにちは、CTOの松本 @y_matsuwitter です。最近の趣味もスクワットです。体重増量中です。 本記事はLayerX エンジニアアドベントカレンダー1日目の記事となります。(10月から別なアドベントカレンダー企画が進んでいますが、こちらは別企画ですのでご注意下さい。) 折角ですので、今回は2022年のLayerXの開発組織どうだったの?というポイントを振り返らせていただきます。技術的な振り返りは別途様々なメンバーからブログが出てくるかと思いますので、あくまで組織やその運営についてという目線で書かせていただきます。 adventar.org 2022年のプロダクトリリース LayerXでは「爆速開発」を重視した開発が進められていますが、今年も爆速にいくつものプロダクトがリリースされました。具体的にタイムラインを見てみると、 2022年5月 バクラク経費精算 リリース 2022年6
LayerXで機械学習エンジニアを担当している @yoppiblog です。今回はOCRチームで検証したLayoutLMについて簡単に紹介します。 LayoutLMとは LayoutLMとは昨今注目されているマルチモーダルなDocument Understanding領域の1実装です。 様々な文書(LayerXだとバクラクではお客様の多種多様な請求書といった帳票を扱っています)から情報を抽出(支払金額、支払期日や取引先名など)するために考案されたものになります。 BERT(LayoutLMv3はRoBERTa)ベースのencoder層を用いレイアウト情報や、文書そのものを画像特徴量としてembedding層で扱っているところが既存のモデルより、より文書解析に特化している点です。 v1〜v3まで提唱されており、v3が一番精度が高いモデルです。 もともと、LayoutLMv2では多言語対応され
エンジニアブログではご無沙汰しております。バクラク事業部で組織人事や採用を担当している @serima です。 直近、立て続けにバクラク事業部のエンジニアが登壇する機会があり、それぞれの視点から ここ2年ほどのプロダクトチームの変遷 バクラクのアーキテクチャの未来と現在地 LayerXの考えるお客さまへの向き合い方 について語られており、より多くの方に届いて欲しい思いからこの記事でもまとめてご紹介します! 僕の視点で「みどころサマリ」も書いてみたので、気になるスライドからご覧ください! バクラクの爆速開発を支えるチームとアーキテクチャ バクラク事業部 CTO/CPOの @mosa_siru が「SmartHR×STORES×LayerX スタートアップとプロダクト開発の組織化 bySELECK」に登壇しました。 みどころサマリ マルチプロダクトSaaSへ踏み切るにあたり、マイクロサービスア
こんにちは!バクラク事業部の@ysakura_です。 先日、バクラクシリーズで共通的に利用できる OAuth 2.0 の認可サーバーを開発しました。今回は、認可サーバーを開発する中で直面したB2B特有に意識すべき点を紹介します。 会社・従業員という概念が登場するため、個人向けの場合と比べて考慮する要素が増えます。 連携担当の権限チェック お客様のデータを他社のサービスに連携するので、想定外の連携を発生させない事が重要です。その為、連携担当者が管理者権限を有しているかのチェックを入れています。 こういった機構が無いと、一般権限の従業員が 攻撃者のサービス に誤ってデータ連携をする事が起こり得ます。また、従業員個人のアプリに会社の情報を引き抜く事も原理的には可能です。(あまり想定したくはありませんが) 上場企業やIPO準備企業では、内部統制として求められる内容かと思います。 毎回ログインを要求
こんにちは!バクラク事業部の@ysakura_です。普段はバクラクビジネスカードの開発をしています。 先日、Partner APIの開発を担当する事になり、その前段としてバクラクシリーズ全体で利用できる OAuth 2.0 の認可サーバーを開発しました。 OAuth 2.0 により、Partner APIのセキュリティ向上を目的としています。 今回は入門記事として、 OAuth 2.0 の元となる課題感 / OAuth 2.0 での解決方法 / API Key方式との比較 を画像を交えながら説明します。OAuth 2.0 は分かった様で分からない状態になる事も多いと思うので、理解の一助になれば幸いです。 ※ あくまで入門記事ですので、OAuth 2.0 の詳細なフロー図などは出てきません。 前提となるシナリオ 他社のシステム(SaaS等)にデータを連携するシーンを考えます。 例として、バク
この記事はLayerXアドベントカレンダーの5日目の記事です。 バクラク事業部のプロダクトマネージャーの花村です。本日、事業所が200を超えるエンタープライズのお客様へのバクラク請求書・バクラク申請の導入を発表させていただきました。 bakuraku.jp バクラク自体はまだ2年目のSaaSではあるものの、直近エンタープライズのお客様向けに導入を支援させていただいておりました。 エンタープライズのお客様では業務フローが複雑になるため、通常のセールスに加えて、コンサルタントがついて業務フロー整理や導入サポートが不可欠です。私はプロダクトマネージャーが主務ではありますが、導入コンサルタントを兼務してお客様のサポートにあたっています。(私自身がフューチャーやデロイトといったコンサルティング企業での経験があったことも兼務の要因です) 今回の記事ではLayerXにおけるSaaS導入コンサルタントの仕
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