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有機農業とは43【今さら聞けない営農情報】第162回
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有機農業とは43【今さら聞けない営農情報】第162回
国が増やそうとしている有機農業とは、国際的に行われている有機農業のことを指しており、コーデックス... 国が増やそうとしている有機農業とは、国際的に行われている有機農業のことを指しており、コーデックス委員会『有機的に生産される食品の生産、加工、表示及び販売に係るガイドライン1999)』に準拠した「有機農産物の日本農林規格 (有機JAS規格)」の基準に従って生産された農産物のことを有機農産物と呼ぶと『有機農業の推進に関する法律(平成18年法律第112号)』に定義が定められています。(詳細No.120、下図参照)。 このように定められてはいますが、なぜ有機農産物が安全性も高く、おいしいのかという説明はどこにも見当たりません。温暖で病害虫も多く発生する日本で、欧州と同じようなやり方が通用するとは思えませんが、「日本の農産物を欧州に輸出するには、欧州規格の有機農産物を生産する必要がある」という考えもあるようです。しかしながら、輸出を増やしたところで、国内の生産振興へはあまり貢献できませんし、生産性(