強制出向を差し止め/東京地裁 カイジョーに仮処分

ＪＭＩＵ支部の申し立て認める 半導体製造装置などを手がけるカイジョー（本社・東京都羽村市）が、ＪＭＩＵ（全日本金属情報機器労組）組合員らを子会社のエクセルカイジョー（長野県松本市）に強制出向させようとしていた問題で、東京地裁立川支部の市村弘裁判長が１２日に、「出向を命じてはならない」とする仮処分決定を出していたことがわかりました。 仮処分を申し立てていたのはＪＭＩＵカイジョー支部の組合員３人。会社側は１５日付で強制出向を命じようとしていました。これに対し同支部側は委員長、書記長を含む支部執行部４人中３人を対象とするもので“労使協定を踏みにじって強行しようとしており、明確な不当労働行為だ”と厳しく批判していました。 今回の問題でＪＭＩＵカイジョー支部は、日本共産党の田村智子参院議員とともに厚労省に対し、カイジョーの異常な経営実態を告発。同社の実質的な経営権を持つ投資ファンド、フェニックス・キ

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強制出向差し止めの仮処分、画期的。会社側が狙う人員見ると、組合潰しの疑い。投資ファンドの責任も追及されるべし。