Ｇ７日本だけ同性婚認めず/荒井氏更迭で米紙

【ワシントン＝島田峰隆】米紙ワシントン・ポスト（電子版）は３日、性的少数者や同性婚について差別発言をした荒井勝喜首相秘書官の更迭を報じた記事で「荒井氏の発言には抗議が噴出した。日本の高官による一連の失態としては最新のものだ」と指摘しました。 記事は「日本は主要７カ国（Ｇ７）のなかで唯一、同性婚を認めていない国だ。しかし同性婚の承認を求める運動が成長してきている」と強調しました。 また死刑を巡る発言で法相が辞任したことなどに触れて「岸田政権はいくつかのスキャンダルに見舞われており、政権の評判はぐらついている」と指摘しました。 米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）は４日、荒井氏の差別発言と更迭を報道。記事は「最近は地方自治体では同性カップルを承認し始めており、議員の中には同性婚を認める国内法を求める人もいる」と強調しました。

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