中国ＬＧＢＴＱ団体/ＳＮＳアカウント閉鎖相次ぐ

中国の複数のＬＧＢＴＱ（性的少数者）団体の微信（ウィーチャット、中国の通信アプリ）の公式アカウントが２２日、閉鎖に追い込まれました。団体の当事者らが微信などで明らかにしました。 インターネット情報サービス管理規定に違反したというのが理由ですが、どのような行為が規定違反なのかは明らかになっていません。 アカウントが閉鎖されたのは、ＬＧＢＴＱ団体「北京出色伙伴」やレズビアン団体「北京拉拉サロン」、トランスジェンダー団体「無性恋の声」など計６団体。２２日は旧暦の七夕で、中国では恋人たちが愛を語り合う日であることから、当事者に大きな衝撃を与えました。ある封鎖された団体の関係者は「理由はわからない。活動や発信が少ない団体も封鎖されている」と語りました。 中国では近年、女性団体、ＬＧＢＴＱ団体、人権団体への圧力が強まっています。２０２１年には、ＬＧＢＴＱの権利向上を訴える複数の学生団体の微信アカウント