「1,800円の価値」を下げるために - ジゴワットレポート

オタク趣味における「数」の議論は、SNS等でも定期的に巻き起こる。例えば映画であれば、「年間10本を観る人」と「年間500本を観る人」は、どちらがよりオタクとして「よい」とされるのか。 こういった「数」におけるマウントや争いほど、不毛なものはない。たったひとつの作品に深く潜って愛し抜く人もいれば、無数の作品を自身に取り込んで体系的に解釈する人もいるだろう。それは楽しみ方のスタイル違いに過ぎないので、ただ単に「数」で優劣を競うのは、実にナンセンスである。ひたすら牛肉の味付けを追求する人もいれば、鶏も豚も馬も猪もとにかく沢山食べる人もいる。 ただ、純粋に「数」が多ければ多いほど幅広い「比較」が可能になるので、自身の感想の引き出しは増えるだろう。これ自体は間違いない、シンプルな真実である。「この作品はあの作品と比べてどう」とか、「どれそれの影響がどう」とか、「あれとこれを並べて捉えるとこう」とか

[Tailchaser]

SMT系列で月に一本観てれば1200円で観続けられるから価値が下がってるぜ！しかも6本観たら1本無料だぜ！

[asakura-t]

（本題とは関係ない）学生時代なら1800円より安いよね（1500円だっけ？）

[hiby]

1000円の日（映画の日）向けだなって評価をすることはある。

[atoh]

かつては特撮に比重がかかってたから、数を競うレースには参加資格がなかったな。日本の特撮を守るためとか言って『ヤマトタケル』も見てたけどさ。ファーストデイで見るかって思う作品はあるかな。

[manatus]

「作品とフラットに向き合う」とは？私にバイアスは無いと明言する人逆にヤバいよね。心持ちの話？有料娯楽から無償労働までコストが無い物など無いのにそれを無視するとフラットでフェアになれるというのも分からん

[ffrog]

掛けたお金が評価を歪ませる現象、ここまで言語化できてて凄い

[jou2]

個人的観測範囲内だと「体験」と「到達点」で殴り合うことはあるかなー。俺は今年21作の映画を映画館で観た。ただ、マサラ上映や応援上映と通常上映は別物だし、その体験は調べてわかるものでもなし。って感じ

[tn198403s]

お金を払った「のに」は、お金以上のを価値を求めたいのかも。代わりに「から」を使うと、知らずにいた価値に気付けるかも。上手く言えないですが、価値の無さに気づくということにも価値があるように思えます。