ジョージ・ワシントン（米）：時事ドットコム

ジョージ・ワシントン（米） 横須賀に配備された当日、米海軍横須賀基地に向かうジョージ・ワシントン。甲板上に「はじめまして」の人文字が見える＝２００８年９月２５日、神奈川県横須賀市沖【時事通信社】 原子力空母ジョージ・ワシントンは、米海軍の主力空母ニミッツ級の６番艦で、１９９２年に就役。通常型空母キティホークの後継として、２００８年に横須賀港を事実上の母港として配備された。 全長３３２．８５メートル、満載排水量１０万２千トンと、軍艦としては世界最大の大きさを誇る。加圧水型原子炉２基で駆動する４基の蒸気タービンを主動力とし、最高速力は３０ノットを超える。戦闘攻撃機、哨戒機、ヘリコプターなど約７０機の航空機を搭載し、乗組員はおよそ５５００人。 米海軍の空母は単独で行動することはなく、イージス艦や潜水艦、補給艦などを従えて空母打撃群を編成し、作戦行動に従事する。米海軍は正規空母１１隻を中核に１１個