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<ひとはく研究員だより>山田量崇主任研究員 トコジラミ 吸血昆虫、都市部で猛威
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<ひとはく研究員だより>山田量崇主任研究員 トコジラミ 吸血昆虫、都市部で猛威
世界の都市部で大問題となっているトコジラミ(学名・Cimex lectularius)。人を主な... 世界の都市部で大問題となっているトコジラミ(学名・Cimex lectularius)。人を主な寄主とする吸血性のカメムシの仲間です。「シラミ」という名がつくため、ケジラミやアタマジラミといったシラミ類(カジリムシ目)の昆虫と間違われますが、ストロー状の口器(口吻(こうふん))を持ち、刺激を与えれば悪臭を放つため、立派なカメムシの仲間であることがわかります。 獲物の皮膚に口吻を突き立てて吸血するのですが、実際に皮膚に挿入されるのは、口吻の中に収められている細い管(口針(こうしん))です。刺された時の痛みはほとんどありませんが、吸血時に唾液が注入されることによってアレルギー反応を起こし、腫れてかゆくなることがあります。 トコジラミが含まれるトコジラミ科は世界に110種が知られ、すべての種が恒温動物を吸血する外部寄生者です。大部分の種は洞窟内でコウモリ類に寄生し、残りはツバメなどの鳥類を利用し