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まるで宇宙基地 存在感放つターミナル 神戸
銀の屋根をかぶった平たい施設が街に光を放つ。まるでSF映画に出てくる宇宙基地のよう。通勤客が電車... 銀の屋根をかぶった平たい施設が街に光を放つ。まるでSF映画に出てくる宇宙基地のよう。通勤客が電車を待つ駅のホームすら、近未来的に見えてくる。 この施設の正体は、JR神戸駅(神戸市中央区)北口前のバスターミナル。全国でも珍しい八角形の発着場として、1974年10月に開業した。乗り場が集約されており、目当ての路線が分かりやすいとされる。 同駅前は現在、駅舎開業100年の2030年度に向け、再整備の計画が進む。歩行者に快適な広場を造り、回遊性や景観をよくするため、このバスターミナルは位置をずらして縮小される方針だ。 かつて地下街とともに駅周辺の活性化に貢献したターミナル。高所から見た外観は今も独特の輝きを放ち続ける。 (吉田敦史)