障害や病気などへの配慮事項を発表 大学入学共通テスト

大学入試センターは7月6日、来年度から実施される大学入学共通テストに際し、障害や病気、けがなどのハンディを負った受験生への配慮事項を発表した。今年1月に行われた大学入試センター試験からの主な変更点としては、志願者の事情に応じたきめ細かな配慮ができるように、試験時間延長の申請を分かりやすくしたほか、弱視などがあり、点字ではなく文字解答による試験を受ける場合に時間延長できる対象者を「拡大鏡を使用しても文字の認識が困難」などと、より具体的な要件に改めた。 大学入学共通テストでは、障害のある受験生らが試験時間を延長したい場合、個別のニーズに応じて配慮する姿勢を明確にした。試験時間を1.5倍に延長してほしい視覚障害、肢体不自由、発達障害などの受験生は、出願時に「受験上の配慮申請書」と「診断書」「状況報告書」に加え、1.5倍の試験時間延長の必要性が分かる「具体的な理由」や「これまでの取り組み」などを学

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“きめ細かく配慮できるよう試験時間延長の申請を分かりやすくしたほか、弱視などがあり、点字でなく文字解答による試験を受ける場合の時間延長対象者を「拡大鏡使用しても文字認識困難」など、より具体的な要件に”