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ジャン・ジュネ『判決』 | トピックス : みすず書房
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ジャン・ジュネ『判決』 | トピックス : みすず書房
宇野邦一訳 「ここに刊行するふたつのテクスト草稿は、1970年代中ごろ、ジャン・ジュネがガリマール出版... 宇野邦一訳 「ここに刊行するふたつのテクスト草稿は、1970年代中ごろ、ジャン・ジュネがガリマール出版社に渡したもので、大判の紙ばさみに保存されていた。このなかにはまた『恋する虜』の1節の草稿も含まれている。(…)われわれが『判決』と題したのは未完の本の断片で、ジャン・ジュネはこれを入念な書体で記している。グラフィックデザイナーのマッサンが作家の指示した素案をつくっていたが、実現されないままになっていた」 本書巻頭の諸言はこのように記しているが、死後刊行となるものの由来説明としてはなんともそっけない。そこでもう少し「説明」をふくらませてみることにしたい。背景をひとつ差し挟んでおくとすれば、住所不定で銀行口座もなく、前金を要求しながら何ひとつ完成した作品を寄こさない作家と全集版元であるガリマールとの前時代的な関係から、この時期、断片的なものであれ手書きノートの類はすべて出版社に送られて、タイ