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30余年の研究で誕生し注文殺到の宮崎キャビア 作り方は極秘
完熟マンゴーや日向地鶏(ひゅうがじどり)などで知られる宮崎の特産品に、昨冬、世界三大珍味のひとつ... 完熟マンゴーや日向地鶏(ひゅうがじどり)などで知られる宮崎の特産品に、昨冬、世界三大珍味のひとつ「キャビア」が新たに加わった。宮崎で育ったチョウザメの卵を使った逸品は、国産品にはない舌の上でとろけるような濃厚な味わいが特長。20グラム1万円からという高価格にもかかわらず、初回販売分の600個を瞬く間に売り切った。 だが販売までには、30余年におよぶチョウザメの研究と、その努力に報いたいと立ち上がった地元の男たちの熱い思いがあった。 1983年、旧ソ連から日本に贈られてきたベステルと呼ばれるチョウザメの幼魚が宮崎にやってきた。県の水産試験場は新たな養殖魚の目玉として研究を開始。苦心の末、養殖技術を確立したものの、交配種のためか品質が不安定だった。 そこで研究対象をシロチョウザメに変更。その結果、研究開始から21年後の2004年についに日本で初めて完全養殖に成功した。 水産試験場はその研究成果
2014/03/23 リンク