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池袋暴走死傷事故「軽すぎる」禁錮7年の時代遅れな理由
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池袋暴走死傷事故「軽すぎる」禁錮7年の時代遅れな理由
家族3人でいろいろなところへ旅行した松永さん一家。平成30年には北海道へ。見渡す限りの広大な大地を3... 家族3人でいろいろなところへ旅行した松永さん一家。平成30年には北海道へ。見渡す限りの広大な大地を3人で走り回った。 池袋暴走死傷事故の第9回公判(7月15日)で、いまだ無罪を主張する飯塚幸三被告(89)を前に、心情等の意見陳述を行った遺族の松永拓也さん。妻・真菜さん(当時31才)と長女・莉子ちゃん(当時3才)との幸せな日々から突然2人の命を奪われた事故当時を思い返して記していくという、想像を絶するような苦しい作業にも半年以上かけて向き合ってきた。 「去年末から準備をし始めて、1行書いては涙が止まらなくなって消して、書いて、また消して、それを毎日繰り返して書きました、向きあう時間は苦しい時間でした。でも、2人の生きていた姿をありありと想像してほしかった。遺族がどれくらい苦しめられているのか被告人に知ってほしかった。意見陳述を終えて、辛かったけれどやってよかったとは思います」(松永さん)。