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「出生率0.72」韓国の人口政策に(まだ)勝算あり
労働条件の改善を求める韓国の外国人(今年3月、ソウル) KIM JAEHWANーSOPA IMAGESーLIGHTROCKET/GET... 労働条件の改善を求める韓国の外国人(今年3月、ソウル) KIM JAEHWANーSOPA IMAGESーLIGHTROCKET/GETTY IMAGES NEWSWEEK <韓国が移民受け入れに舵を切った。合計特殊出生率0.72という破壊的な少子化を食い止めるための一策だが、同じ少子化に苦しむ日本に比べればまだ勝算がある> さまざまな予測統計の中で最も確度の高いものの1つが、人口予測だという話がある。ある年代に生まれた人の人口は、減ることはあっても増えることはない。出生率や死亡率も、戦争や疫病などがなければゆっくりとしか変化しない。だから、よほどのことがなければ一定の範囲で「当たる」というわけだ。 故に理屈上、人口政策においては、長期的な観点からの取り組みが可能だし、必要だ。しかし、ここに1つのパラドックスが存在する。人口面での危機は、突然訪れはしない。大統領や首相にとっては自らの任期中に
2024/08/14 リンク