絶好調アップルを支える中国の搾取工場

夜中に従業員をたたき起こし、お茶とビスケット１枚の軽食を与えて、12時間ぶっ通しで働かせる──アップル社製品がなぜアメリカで作られないかについて書かれたニューヨーク・タイムズ紙の記事で、一番衝撃を受けたのはこのくだりだ。 07年、初代ｉＰｈｏｎｅの発売直前にアップルは画面デザインを変更。むちゃな納期にもかかわらず中国の工場が何とか間に合わせた、とアップル元幹部が匿名で同紙に語っている。 記事によれば、新しい画面が工場に届いたのは夜中近く。寮にいた８０００人の労働者が起こされ軽食を与えられると、30分もたたないうちに作業がスタート。工場は４日以内に、１日１万台の生産体制に入った。「そのスピードと柔軟性は驚異的だ。アメリカの工場ではこうはいかない」と、元幹部は言う。 「こうはいかない」のは悪いことだろうか。従業員を寮に押し込め、夜中に起こしてビスケット１枚で長時間働かせる。そんな労働条件はアメ

[bata64]

「過去最高の利益が労働者の犠牲に上に成り立っていることを忘れるな」

[fragilee]

ウォール街は歓喜し、株価はますます上がるだろう。だが、この利益がどうやってひねり出されたのか、頭に入れておいたほうがいい。

[xijiao]

これいつの話だろう。連続自殺事件があってからフォックスコンもいくら何でも労働環境の改善はしていると思うけど。まさか今でもこんな労働条件？

[hiruhikoando]

『女工哀史』再びか。

[fm315]

"この利益がどうやってひねり出されたのか、頭に入れておいたほうがいい。"

[SasakiTakahiro]

消費者にも責任はある。

[mag-x]

アップルを主な標的にすることで問題の衝撃度を増す手法。これはグリーンピースのやり口に似ている。記事の趣旨にはおおいに共感するが、見出しは「野蛮」すぎる。