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インドネシア、パーム油禁輸を解除へ 世界最大の生産国、内外からの圧力に決断か|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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インドネシア、パーム油禁輸を解除へ 世界最大の生産国、内外からの圧力に決断か|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
ジャカルタではアブラヤシ農家などが「禁輸解除」を政府に求めデモをする事態に。 REUTERS/Willy Kurni... ジャカルタではアブラヤシ農家などが「禁輸解除」を政府に求めデモをする事態に。 REUTERS/Willy Kurniawan <世界で農産物の価格高騰が続くなか、保護主義的な動きが裏目に......> インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は5月19日、4月28日以来続けてきたパーム油の全面的輸出禁止措置を解除し、輸出を再開する方針を明らかにした。解除は23日としている。 世界最大のパーム油生産国インドネシアが4月に禁輸政策を発表して以来、輸入国の一つである日本は、食用油以外にも化粧品や石鹸、シャンプーなど用途が多いとされる「パーム原油(CPO)」に限った「禁輸解除」を非公式に求めてきたが、インドネシア政府は「聞く耳」をもたなかったという。 そもそも禁輸政策は、ロシアによるウクライナ侵攻で両国が産地のヒマワリ油が品薄となり、その影響でインドネシア産のパーム油が高値で取引され始め、当座の利益確