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突如飛び出した共和党「反トランプ連合」の成算は?
ヤル気満々 予備選2位のクルーズ(写真右)はフィオリーナ(左)をランニングメイトに指名した Aaron... ヤル気満々 予備選2位のクルーズ(写真右)はフィオリーナ(左)をランニングメイトに指名した Aaron Bernstein-REUTERS 今週になって突然、共和党の予備選で現在2位のテッド・クルーズ候補と3位のジョン・ケーシック候補のそれぞれの陣営から選挙協力を結ぶという発表があった。具体的には「インディアナ州(予備選は5月3日)はクルーズに」そして「オレゴン州(5月17日)とニューメキシコ州(6月7日)はケーシックに」勝たせる「票の交換」をするというものだ。 この「作戦」に成算がないわけではない。3州の中で、特に焦点となるのはインディアナ州だ。ここは代議員数57の大きな州で、しかも「勝者総取り」となっている。ここをクルーズが取れば、確かにドナルド・トランプ候補の「過半数超え」を阻止する可能性はグッと高まる。 だが、メディアの反応は散々だった。例えば元ブッシュ政権の報道官で、現在は共和党