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50代の半数はもう手遅れか──生活水準を維持可能な資産水準を年収別に推計する
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【老後は満足度が逆転?】高収入だった世帯のほうが、老後は生活水準が大きく低下する傾向がある volka... 【老後は満足度が逆転?】高収入だった世帯のほうが、老後は生活水準が大きく低下する傾向がある volkanakmese-iStock. <老後の備えに必要な資産は一般に2,000万円~3,000万円とされるが、その額は退職前の年収にも左右される。皮肉なことに、年収500万円だった人は資産2,000万円でも生活水準を保てるが、年収1,000万円だった夫婦の場合、半数は老後の生活水準の大幅な低下が避けられないことがわかった> 老後のために、資産をどの程度用意すればよいのか。一般的に、夫婦二人の老後に必要な資金は2,000万円~3,000万円が目安とされる。実際、2,000万円~3,000万円の資産を有す高齢者の約半数が現在の生活で満足しているといった調査結果がある。 しかし、2,000万円~3,000万円もの資産があっても、半数は満足できる生活ができていないとも言える。これは、退職後の可処分所得