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元JAXA職員 H3ロケットにのせた夢
「自分が開発に携わったものが社会の役に立つ日を待ち望んでいました。この衛星に10年以上関わってき... 「自分が開発に携わったものが社会の役に立つ日を待ち望んでいました。この衛星に10年以上関わってきたことや、多くの人の期待を考えると残念です」。 3月7日午前10時37分。 愛媛県久万高原町の空は少しかすみがかっていました。 地球観測衛星「だいち3号」を搭載したH3ロケットの打ち上げ失敗。 JAXA=宇宙航空研究開発機構でこの衛星の開発に携わっていた元職員の男性は打ち上げを見守った展望台で呆然と立ち尽くしていました。 (NHK松山放送局 中間太一朗) 新たな観測衛星「だいち3号」 今回、H3ロケットに搭載された「だいち3号」。 高度670キロの宇宙から地上にある80センチの物体を識別できるといい、撮影された画像は、南海トラフ巨大地震などの災害対策に役立つと期待されていました。 国内有数の専門家 片山晴善さん、47歳。 かつてJAXAの主任研究開発員として活躍していました。 謙虚な人柄で、わた
2023/03/16 リンク