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暴行死82歳「いつ帰れるんだ」入所前に涙 次女語る - 社会 : 日刊スポーツ
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暴行死82歳「いつ帰れるんだ」入所前に涙 次女語る - 社会 : 日刊スポーツ
東京都品川区にある介護付き有料老人ホームで、入所していた黒沢喜八郎さん(82)を暴行、殺害したとし... 東京都品川区にある介護付き有料老人ホームで、入所していた黒沢喜八郎さん(82)を暴行、殺害したとして、警視庁捜査1課は22日、殺人の疑いで介護職員だった無職根本智紀容疑者(28)を逮捕した。根本容疑者は「暴行を加えたことはありません」と容疑を否認している。 ◇ ◇ ◇ 群馬県出身の黒沢さんは上京し、1962年(昭37)前後に品川で妻と食堂を開いた。2女に恵まれ、創業地の近くに食堂を移転し、ビルを建てるなど順調だった。店では気分が良くなるとお酒も飲むなど、明るい性格だったという。 50歳で脳梗塞に倒れ、右半身にまひが残り、身体障害者手帳の等級は重度の2級の指定を受けたが、リハビリを兼ねて食堂を続ける中で5級になるなど努力の人だった。次女は「親ながら、すごい人だと思った」と振り返った。 妻が94年に病に倒れ、食堂を閉店。05年に妻が亡くなると認知症が進んだ。ここ10年は次女の介護を受け