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RIETI - 日本産業生産性(JIP)データベース2009
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RIETI - 日本産業生産性(JIP)データベース2009
深尾氏: 2000年から2006年にかけて、政府部門などを除いた市場経済では、リストラ型の成長が顕著に見ら... 深尾氏: 2000年から2006年にかけて、政府部門などを除いた市場経済では、リストラ型の成長が顕著に見られました。労働の投入を減らし資本の投入も殆ど増やさない中で、アウトプットを拡大させた結果、生産性の著しい向上が達成されました。しかし、2005~2006年に関しては、2000年以降の成長パターンとは異なる傾向が見られます。まず、労働投入――特に労働の質――が大幅に上昇しました。非正規雇用の代わりに正規雇用が増えた結果です。資本投入も比較的堅調に増加しました。ただし、労働を中心に要素投入が大幅に増えたため、全要素生産性(TFP)は下落しました。これまで「雇用なき景気回復」という認識の下、非正規雇用の拡大による技能蓄積の停滞やIT投資の低迷が懸念されていましたが、2005~2006年だけを見ると、雇用の量的・質的回復によるTFP上昇の減速という、近年に無い新しい現象が起きたのです。 製造業