肥前浜駅での乗り換え、株主が改善要望 ＪＲ九州株主総会 | 行政・社会 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞

福岡市で２３日に開かれたＪＲ九州の株主総会で、西九州新幹線（武雄温泉―長崎）の開業に伴って上下分離区間となった長崎線江北―諫早で、肥前浜駅（鹿島市）以西が非電化の境界となったことに関し、株主から「肥前浜駅での乗り換えはなくせないのか」との要望が出た。 江北―肥前浜は電化設備が維持されたが、肥前浜―諫早は経費削減のため非電化となり、ディーゼル車両が走る。株主の１人は「肥前浜は乗り換えが必要となったが、屋根のない階段の上り下りがあって過酷だ」と訴えた。 古宮洋二社長は「列車の体系とお客さまの利用状況を考えた上で、肥前浜駅で乗り換えが発生した」と経緯を説明。「設備関係、対面乗り換えという方法は今後検討できないかと思っている」と述べた。（草野杏実）

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"江北―肥前浜は電化設備が維持されたが、肥前浜―諫早は経費削減のため非電化となり、ディーゼル車両が走る。「肥前浜は乗り換えが必要となったが、屋根のない階段の上り下りがあって過酷だ」と訴えた。"