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【主張】原発のゴミ 処分地選び皆で考えよう(1/2ページ)
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【主張】原発のゴミ 処分地選び皆で考えよう(1/2ページ)
原子力発電で生じた高レベル放射性廃棄物の処分をどうするかは、国民全体で考えなければならない課題で... 原子力発電で生じた高レベル放射性廃棄物の処分をどうするかは、国民全体で考えなければならない課題である。 廃棄物を含むガラス固化体を地下深くに埋める最終処分事業への理解を深めてもらおうと、国が本腰を入れ始めた。 今月を「高レベル放射性廃棄物の最終処分 国民対話月間」と銘打ち、4日の東京から29日の岡山まで、計9都市で全国シンポジウムを開く。経済産業省・資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO(ニューモ))が実施する。 原子力発電を認めない立場の人にも、最終処分について偏見なく考える機会としてもらいたい。 日本の原子力発電は45年前から本格化し、高レベル放射性廃棄物を含む大量の使用済み燃料が発生している。 この廃棄物は、強い放射線を長期にわたって出し続けるため、ガラス固化体に加工し、地下300メートル以深の岩盤中に埋設して最終処分する計画だ。 しかし、その場所を探し始めてから10年以