【蒼樹うめ展新聞】進化続ける２１世紀の絵師 構図やポーズが語りかける ひだまりスケッチ（1/2ページ） - 産経ニュース

東京・上野の森美術館で１０月３日に開幕する『蒼樹（あおき）うめ展』（産経新聞社など主催）は、漫画家やイラストレーターとして活躍し、大ヒットしたテレビアニメーション『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案も手がけた蒼樹うめさんの仕事を一堂に集めた初の個展。漫画原稿や描き下ろしのイラストが並び、未公開の設定画なども展示されて、２１世紀の絵師・蒼樹うめさんの全貌に触れられる。 『ひだまりスケッチ』は、蒼樹さんが平成１６（２００４）年から現在まで、芳文社の４コマ漫画雑誌「まんがタイムきららキャラット」で連載している漫画作品。平成１９（０７）年から４度にわたってテレビアニメ化もされた。 美術科のある高校に通う少女たちの日常を、学校の前にあるひだまり荘というアパートを舞台に描いた４コマ漫画で、美大生だった蒼樹さんの経験をもとにした、画学生らしいエピソードがふんだんに登場する。 『蒼樹うめ展』の一角