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【文芸時評】6月号 早稲田大学教授・石原千秋 村上春樹の静かな応答(1/2ページ)
大学院の授業で学生たちに「先週、課題を出さなかったっけ?」と聞いたら、日本の学生はクビを縦に振っ... 大学院の授業で学生たちに「先週、課題を出さなかったっけ?」と聞いたら、日本の学生はクビを縦に振ったが、イタリアから来た2人の留学生は首を横に振った。答えは「課題を出さなかった」である。日本では質問した相手に対して応答する。答えが「出さなかった」でも、否定形の質問に同意する。アルファベットの国では質問の内容に応答する。答えが「出さなかった」なら、「出さなかった」事実を示す。それを再確認して、みなで笑った。 いま大学で十数年ぶりに『ダンス・ダンス・ダンス』以降の村上春樹の文学を講義している。以前は『ノルウェイの森』までを、テクスト論者として村上春樹を意識せずに論じた。しかし、いまは僕の関心のあり方が変わったのか、作家、村上春樹を意識しないで論じることはできなくなっている。それで、十数年前に作った講義メモがあまり役に立たなくなった。たとえば、村上春樹自身が語っているように、『ノルウェイの森』の大
2019/05/27 リンク