ノエビアスタジアム神戸の「ハイブリッド芝」完成

神戸市は２２日、サッカーＪ１のヴィッセル神戸が本拠地にしている市御崎公園球技場（通称・ノエビアスタジアム神戸、同市兵庫区）で、芝生を天然芝と人工繊維を組み合わせた「ハイブリッド芝」にリニューアルする工事が終了したと発表した。３月３日のヴィッセル神戸のホーム開幕戦で披露される。 開閉式の屋根があるノエビアスタジアムは日照不足で芝の生育が悪く、毎年芝の張り替えが必要だった。市は２０１９年ラグビーワールドカップ（Ｗ杯）日本大会を見据え、国内のスタジアムで初めてハイブリッド芝の導入を決めた。 工事では天然芝の中に人工繊維を２センチ間隔で地中に打ち込んだ。芝の根が人工繊維に絡まることで耐久性が高まる。１５年のラグビーＷ杯イングランド大会では会場の７割でハイブリッド芝が使われたという。 また、芝生の下に地温を管理できる配管を整備したほか、日照不足を補うライトやスプリンクラーも設置した。市の担当者は「見

[hozho]

“工事では天然芝の中に人工繊維を２センチ間隔で地中に打ち込んだ。芝の根が人工繊維に絡まることで耐久性が高まる。芝生の下に地温を管理できる配管を整備、日照不足を補うライトやスプリンクラーも設置。”