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【累犯障害者】長崎モデルの明暗(2)大声上げ、かみつく男性を馬乗り制圧、肋骨折る…「しつけ」と称した虐待23件に下った行政処分(1/2ページ)
「虐待はあってはならない行為。職員たちの職業倫理が不徹底だったと痛感している」 2月26日、長崎市... 「虐待はあってはならない行為。職員たちの職業倫理が不徹底だったと痛感している」 2月26日、長崎市内で記者会見した社会福祉法人「南高愛隣会」(長崎県雲仙市)の田島光浩理事長(40)は、深々と頭を下げた。これが、計23件の虐待があったとして県から行政処分を受けたことへの反省の弁だった。 再犯を重ねる「累犯障害者」を受け入れ始めた平成18(2006)年から、職員たちは虐待に手を染めていた。グループホームで、興奮状態になった知的障害者の男性を押さえつけ、肋骨(ろっこつ)を折るけがをさせた事案が最初とみられている。 県はこの施設を含む4施設に対して1年~3カ月間、新規利用者の受け入れを禁じた。担当者は「けがの程度などを考慮し、重い処分にした」と明かす。 累犯障害者の更生と社会復帰に関しては先駆者と評価されていた南高愛隣会で、なぜ虐待が起きたのか。南高愛隣会が県に提出した報告書には、にわかに信じがた
2015/07/01 リンク