【博多駅前陥没・市交通局会見一問一答】あってはならない異常の予兆「肌落ち」が発生 コンクリ吹き付け、総掛かりで対処も間に合わず（1/2ページ） - 産経WEST

ＪＲ博多駅前で起きた道路大規模陥没事故について、福岡市交通局の角英孝建設部長らが８日午後、福岡市中央区で記者会見した。一問一答は次の通り。 －－陥没の原因は 「調査中。トンネル上部の『肌落ち』があり、そこから地下水が漏れて土砂が流れ出した」 －－肌落ちとは 「土砂がぽろぽろ落ちてくる。異常の予兆で、あってはならない。地下の作業員ら９人がコンクリートを吹き付けたが追いつかず、午前５時に出水が起きて退避した」 －－肌落ちの原因は 「地盤は良質でトンネルを十分掘れる硬さがあった。風化などで弱くなっていた可能性がある」 －－ライフライン復旧の見通しは 「陥没部分の埋め戻しに３日は掛かる。その後、復旧を進めるので見通しは立っていない」 －－地下鉄延伸部分の開業は遅れる見通しか