農業生産規格（ＧＡＰ）取得者に融資サービス開始 滋賀銀行（1/2ページ）

滋賀銀行は、農薬の量など生産管理を徹底させる「農業生産工程管理（ＧＡＰ）」を取得した生産者向けの融資サービスを始めた。近畿の地方銀行では初の取り組みという。ＧＡＰ取得を後押しすることで、農業振興を支援し、地域経済の活性化につなげる狙い。 対象となるのは、世界で通用するより高度な世界規格の「グローバルＧＡＰ」や日本独自の規格「ＪＧＡＰ」などを取得している個人や法人、事業者。ＧＡＰ認証取得を証明する書面の写しを提出すれば、農業に関する事業資金（１００万〜１億円）の融資に関して、本来の金利から０・３％優遇される。 あわせて同行は、ＪＲ西日本とグローバルＧＡＰ認証取得を支援するコンサルタント「ファーム・アライアンス・マネジメント」（東京都千代田区）と、地域農業の発展に向けた業務について協力を行う協定を締結。今後、３社が協力して生産者や小売業者向けに、ＧＡＰ取得に関するセミナーを開催したり、同行がフ

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「ファーム・アライアンス・マネジメント」と協力