アニメ映画『犬王』感想。想像したより微妙。それでもヒットして欲しい理由 - 社会の独房から

開こうぜ、感性の毛穴 監督は『四畳半神話大系』や『映像研には手を出すな!』の湯浅政明。 脚本をドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』の野木亜紀子、キャラクター原案を松本大洋、音楽を『あまちゃん』の大友良英、原作は小説『ベルカ、吠えないのか？』や『平家物語』の現代語訳で知られる作家の古川日出男が手掛けるなど豪華な座組になっている。 しかし、豪華な座組によるアニメ映画といえば『バブル』を思い出してしまって逆に良くない。 www.shachikudayo.com そして『犬王』も期待してたほどでは……となってしまった。 製作陣は豪華だけど、故に上がってしまったハードルに対して作品が飛び越えられないって映画あるあるだと思う。 ここからはより詳細な感想を書いていきたい。 www.youtube.com 異形の子として生まれて蔑まれた犬王と、幼い頃に父と自らの視力を失った友魚。二人はバデ

[mori99]

初日に観たが、基本的には同じ感想。橋のシーンは冗長感あり、舞台の歌には字幕が欲しかった。それを含めて映画館で観て良かった。3Dではない、“絵”が動くことによる眼の快楽。

[nina19]

メチャクチャに同じ感想である肝心のライブシーンでカタルシスをあまり得られず眠気を誘ってしまうのは「ミュージカル映画」としてダメなのでは…？でもその他は良いし面白くはあったので…。

[synonymous]

“犬王が人間の体に戻っていくにつれてアニメーションのダイナミズムが失われていくのは意図どおりなのかもしれないがちょっともったいない感ある。”

[atahara]

この方と同感。そう、ライヴのシーンになると途端に動かなくなるんだよね。しかも、冗長の感が拭えない。でもアトロクの監督インタビューを聞いて、あったかもしれない可能性の表現はあってもいいと思った。

[tyoko107]

橋のシーン、同じ感想。絵を見てたら歌詞が分からなくなり、音として聞いていた感じで、平家の亡霊が伝えたい事は分かりませんでした。 鯨は素晴らしい。

[htnmiki]

歌詞は字幕ほしかったね。冗長シーンはガチの能で単調な鼓で眠気に襲われたのと同じ感覚に陥った。あと、ロックはいいんだけどせっかくなら琵琶でロックしてほしかった。とはいえ面白かったけどね。

[li_tide]

色々惜しい作品なんだよなあ。肝心のライブシーンがもっさりしてるとか、和ロック使ってくれよとか色々感想がある。女王蜂の火炎でも和楽器使ってたじゃん。

[tdaidouji]

「五等分の花嫁」は原作ファンからいかにアニメが原作レイプになってるかを繰り返し愚痴られてるので「原作に忠実」はそうなの？と思った。微妙なのは湯浅作品いつものことではあるが今回まただいぶややこしく

[narukami]

音楽がクイーンぽいのとそこから受ける印象に関してめちゃくちゃ同意できる　前半の描写と異形度が高い時の犬王の踊りは好き　あと谷一さん

[hilda_i]

私は、ひたすらにあざといって感想。フェスの場面は顕著だけど、他の全ての演出も悉くスベってると思ったわ。アニメーションと声優の演技はすごいのにね。

[ysksy]

“人気覆面キャラの素顔を「美形なら顔を隠す必要もないだろう」とクソジジイにしてファンから滅茶苦茶クレームがあった『るろうに剣心』の外印” このエピソード、和月のコンプレックス全開で大好きなんだよな

[type-100]

これは俺の個人的な問題だけど、音楽聴いてちゃんと歌詞を聞き取れたことってあんまりないんだよなあ。スローテンポで音が少なければ何とかって感じで。

[c_shiika]

アニメ映像研の最終回みたいな感想だ

[srgy]

“パンフレットが意外に高くて（1400円）”　サマーゴースト(¥1800)や誰ガ為のアルケミスト(¥2000)に比べればまだ…

[asuka0801]

友魚が新説平家物語を歌い上げる歌詞が重要なので能と同じくフルに意味があったのだけど、映像化すると冗長に感じる。 フェスはクイーンやジミヘン知ってる層だと、「あー見た事ある」になっちゃうよね。

[punkgame]

脚本が野木亜紀子なので気になってたんが

[hetoheto]

ミュージカル的な映画で音楽が薄いのは結構致命的ですね…アナ雪とかは歌単体で聴けるからあそこまで流行ったし。リンクしてあるYouTubeクリップも「ふ〜ん」と言う感じ…。湯浅監督は前からファンなんですけど

[nack1024]

ヒットはしない

[hitoyasu]

劇中の曲が好きかどうかで"微妙"と思う人もいるかも。芸を極めたいという想いに取り憑かれた男の物語を軸に見た時、実に骨太な脚本だったと思う。#犬王

[Khvost]

映画が"一回性のエンタメ"で作られる前提なのは同意しかねる。映画にもリリックの読み解きや再理解もあれば、イントロもサビ(ドロップ)もある。エンタメは大体が古典のヘビーローテーションに過ぎない。