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<書評>『千代田区一番一号のラビリンス』森達也 著:東京新聞 TOKYO Web
プロローグ。テレビを見ながら会話する、いかにも幸福そうな夫婦の情景が描かれる。ほのぼのとしている... プロローグ。テレビを見ながら会話する、いかにも幸福そうな夫婦の情景が描かれる。ほのぼのとしていると、妻の名は「美智子」、夫は「明仁」と知らされ愕然(がくぜん)となる。書名の「千代田区一番一号」でそのことははっきりする。つまり、これは譲位前の天皇と皇后の物語なのだ。 二人の話に並行して描かれるのが文筆業を兼ねるドキュメンタリスト。名前は森克也で、過去にオウムを撮って物議をかもした、とあるから著者が重なる。フジテレビのドキュメンタリー番組制作の声がかかり、森が提出した企画が「憲法一条」。これは表向きで、彼の存念は天皇と皇后を被写体に、二人の日常を撮るというものだった。バックアップを買って出た編集プロダクションを経営するレーニン(椎野礼仁)は言う。「この国の表現においてのブレイクスルーになるかもしれない」。と同時に皇室のタブーに切り込み、難攻不落の砦(とりで)を落とす大冒険譚(たん)となるはずだ
2022/06/22 リンク