季節外れアンコウ 華麗に変身 小田原の新名物!? レトルトカレー：東京新聞 TOKYO Web

神奈川県小田原市の水産関係者でつくる小田原地魚大作戦協議会などは、地元のアンコウを使ったレトルト食品「おだわらあんこうカレー」を開発した。小田原産アンコウは、あんこう鍋のシーズンが終わる春先から多く水揚げされるため値がつかず、市場に出回りにくい。深い海で日の目を見ないアンコウに光を当て、新名物に育てていく。ネットで寄付を募るクラウドファンディング（ＣＦ）の返礼品として１５日まで提供した後、市内の土産物店などで市販（８００〜９００円）する予定だ。（西岡聖雄） 市などによると、小田原沖の海はフィリピン海プレートの沈み込みで水深千メートル以上の海底が広がり、表層を黒潮、その下に栄養豊かな親潮系の海水が流れる。えさのプランクトンの増殖に必要なミネラルや養分も箱根や丹沢の川から注ぎ、相模湾は千六百種もの魚種がみられる。 アンコウは全国的に、底引き網漁で冬場に漁獲する産地が多い。一方、小田原では産卵の

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（東京新聞）小田原地魚大作戦協議会などは、地元のアンコウを使ったレトルト食品「おだわらあんこうカレー」を開発した。小田原産アンコウは、あんこう鍋のシーズンが終わる春先から多く水揚げされるため値がつかず