小学校で「哲学」の授業を取り入れた校長が語る「現代は考え、批判する力が必要だ」 育てたい人間像は？：東京新聞 TOKYO Web

英領北アイルランド紛争の和平合意から25年。対立が続く地・ベルファストで、児童に哲学の授業を続けている小学校長がいる。学級や社会の問題について子どもたちに対話を促し、「どんな意見にも価値がある」とほほ笑みかける。その小学校の2年間に密着したドキュメンタリー映画「ぼくたちの哲学教室」の劇場公開に合わせ、校長と監督に話を聞いた。日本での類似事例と併せて紹介する。（西田直晃） ＜北アイルランド＞ イギリスを構成する4地域の一つ。1960年代後半以降、アイルランド共和国との統一を求めるカトリック（独立派）と英国への帰属を維持しようとするプロテスタント（英国派）の両派による宗教的、政治的対立が激化した。双方の過激派によるテロや抗争、英軍の弾圧で市民を含む3500人超が犠牲に。98年4月、紛争を終結させる「ベルファスト合意」が結ばれた。

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ユーロスペースでやってる。ちょっと気になる