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<書評>『ラジオと戦争 放送人たちの「報国」』大森淳郎、NHK放送文化研究所 著:東京新聞 TOKYO Web
第二次大戦中、メディアは軍や政府に強制されて“仕方なく”国民を戦争協力に駆り立てた。本書は、そんな“... 第二次大戦中、メディアは軍や政府に強制されて“仕方なく”国民を戦争協力に駆り立てた。本書は、そんな“仕方なく”史観の虚妄を実証的に暴いてゆく。 その作業は困難への挑戦であった。放送は番組終了後には消えてしまう。録音技術の黎明(れいめい)期には番組音声の記録が残されること自体が稀(まれ)だったし、戦前日本のラジオの場合、占領下で不利な証拠となることを恐れて限られた録音資料すらも終戦直前に処分されてしまった。こうして悪条件が重なる中で、それでもなお著者は消失を免れた貴重な音源の発掘にこだわり、それができない場合には往時を知る数少ない生存者の声に耳を傾けたり、文字資料を縦横に参照したりして放送の実態の再現に努めた。 たとえば一九三二年に全国のラジオ受信契約者を対象として実施された意識調査の内容を吟味すると、政府による検閲や、経営方針の官僚化を嫌う声が少なからず寄せられていたという。そして、こうし
2023/08/13 リンク