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<書評>『福澤諭吉 幻の国・日本の創生』池田浩士 著:東京新聞 TOKYO Web
著者は中学から約15年にわたり、福澤諭吉が創設した学び舎(や)で過ごした。戦後日本が高度経済成長を... 著者は中学から約15年にわたり、福澤諭吉が創設した学び舎(や)で過ごした。戦後日本が高度経済成長を遂げ、日米安保体制の確立へと進む時代だが、安保闘争に加わった著者は、学内で福澤の精神を説く教員に噓(うそ)を嗅ぎとる。軍事立国と戦争国家への近代化を歩み出す幕末維新期に遡(さかのぼ)り、福澤の言動を追う著者の問題意識はここに生まれた。「日本の創生」を追究するライフワークの結晶が本書である。 福澤が説く新しい文明の核心には、不分明にされてきた死角がある。たとえば自由民権論者の誰もが唱えた天賦人権など実は存在しなかった。それは所与のものではなく、その欠如や不自由を痛感する人びとが、不断の努力で、いまだない現実を獲得しようとする変革である。だが福澤は全ての変革を恐れ、阻止する論客へと姿を変えていった。 本書は、汗牛充棟の観がある福澤研究や評論とはおよそ様相を異にする内容だ。福澤と「じかに向き合う」た
2024/03/31 リンク