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「近代」語る東京の建築 『寡黙なる饒舌』 建築家・名古屋工業大名誉教授 若山滋さん(73):東京新聞 TOKYO Web
理系で建築が専門の僕が「書く人」になったのは、大学院の時、四カ月にわたりヨーロッパ各地をヒッチハ... 理系で建築が専門の僕が「書く人」になったのは、大学院の時、四カ月にわたりヨーロッパ各地をヒッチハイクで回ったからである。 腹を空(す)かせた犬のように路地裏をさまよい、ヨーロッパの街がもつ、ともすれば押しつぶされそうな石の重みを感じていた。石の重みは時間の重みでもあった。ここではその都市と建築が石や煉瓦(れんが)を積み上げてつくるように、その文化もまた過去から現在へと積み上げられているのではないか。それに対して日本文化は、その建築が木造の組み立て式であるように、過去には中国から来たものを日本流に組み立て組み替え、近年には欧米から来たものを日本流に組み立て組み替えてきた。そう考えた。 西洋の思想が長期的、論理的、構築的であるのに対して、日本の思想は短期的、情緒的、雑居的である。ヨーロッパの文化は「積み上げる文化」であり、日本文化は「組み立てる文化」である。日本に帰って設計事務所に勤めながら、
2020/10/18 リンク