【読み解き鍵】性犯罪、強姦を軽視する「女卑」の刑法は即刻改正を

本日は、いまだに残る刑法の「女卑」とも思える問題点につき視界良好としたい。その読み解き鍵は「１票の格差の問題に勝るとも劣らぬ格差問題」。 明治時代に制定された刑法は、財物よりも女性の人格自体を低く見る、女卑の思想が強い。そもそも強姦罪は強盗罪よりも刑が軽い。以前は刑罰の差がもっとあったが、その後の改正でその差は縮まった。それでも差は依然として残る。 そればかりか、特に問題なのは「強盗」を先に犯し引き続き「強姦」を敢行した場合と、逆に「強姦」を先に犯し引き続き「強盗」を敢行した場合の刑の軽重に大きな差があること。つまり、（１）強盗を先に犯し、怖くて抵抗できない女性の状態を見てその場でレイプする気になり強姦を敢行した場合は「強盗強姦罪」となり、悪質極まりないとして無期懲役刑もあり得る。 しかし、順が逆で、（２）強姦を先に犯し、怖くて抵抗できない女性の状態を見てその場で金品を奪う気になり強盗を敢

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