マエケン離脱危機でノムケン悲願Ｖに暗雲 師匠・山本浩二氏はエール送るが…

広島のエース・前田健太（２６）が１２日の中日戦（マツダ）右上腕部に異変が起き、５回で緊急降板。ＯＢたちの冷ややかな視線の中で師弟コンビが描く、悲願の２３年ぶりリーグ優勝に早くも暗雲が漂う。 フレッシュなルーキー評論家の目によると、「１強・１普通・４弱」が今季のセ・リーグだそうだ。その「１強」巨人と「１普通」広島が首位争いを演じている。ところが、絶対的なエース・前田の故障が長引くようだと「１普通」から「４弱」への仲間入りの大危機だ。 それでなくとも、野村謙二郎監督を支持してくれるＯＢは恩師・山本浩二氏のみで、それ以外は全員が冷ややかな視線。「戦力的には今年の広島は整っているし、面白い。ＯＢの欲目だけでなく、巨人を倒せるチャンスが十分あると思うけど、監督が普通の采配をふるえるかどうか」と。 そんな孤立無援の危機的状況の中でも、恩師というものはありがたい。「ワシが監督になって初めてのドラフト１位