松井知事 防災省創設に否定的｜NHK 関西のニュース

全国知事会議が先に採択した緊急提言で創設を求めている「防災省」について、大阪府の松井知事は、記者団に対し、災害時は総理大臣官邸が主導して対応にあたるべきだとして、創設に否定的な考えを示しました。 全国知事会議は、西日本豪雨をはじめ大災害が毎年のように発生しているにもかかわらず防災上の対策が追いついていないとして、先月、国に対し、災害への備えから復旧・復興までを担う「防災省」の創設などを求める緊急提言を全会一致で採択しました。 これについて、大阪府の松井知事は、１日、大阪府庁で記者団に対し、「屋上屋を架すようなものだ。最終的には総理大臣官邸が主導であり、防災省を作ると指示・命令系統が２つに分かれる。また、復興時には、被災自治体のトップを責任者にして、国は財政支援を行う形を取る方がスピード感を持ってできる」と指摘しました。 そのうえで、松井知事は、「防災省はいかがなものかと思っているし、全国知